2月4日、名医のTHE太鼓判では冬の血圧対策が取り上げられました。
番組では突然死のリスクを上げる6つの危険な行動や改善となる食材、体操が紹介されました。血圧対策の最強食材はニンニクでした。食べるニンニクオイルのレシピをご紹介します。
正常値は135/85です。血圧が高くなると、脳梗塞や心筋梗塞になる危険性が高くなります。
血圧が上がりやすい、冬必見です。
血圧が急上昇する6つの行動とは?
1.朝に冷水を飲む
朝は脳梗塞や心筋梗塞が発症しやすい魔の時間です。
朝起きた時は血圧が上がりやすい状態になっています。
温かい飲み物は血管が開くため、血圧の急上昇は防げるそうです。
2.熱いお風呂に入る
熱いお風呂(43度)に浸かると、血管がびっくりして急上昇します。
これを驚愕反応といいます。
3.早食い
早食いは運動と同じで血圧が上がるそうです。
4.防寒を怠る
真冬に薄着で散歩すると、全身の血管がギュッとなる=血圧が上がる
筋肉量が少なく脂肪が多い人は、要注意だそうです。
5.1人で歌い続ける
カラオケなどで1人で歌う場合、歌い方で血圧は上がります。
カラオケで30分間5曲立て続けに歌うと、血圧は上がってしまいます。
休まず歌うと血圧上昇に繋がりますが、1曲歌うたびに5分休憩し飲み物を飲んだりすると、血圧上昇にはつながりにくくなります。
血圧が190くらいになると、いつ心筋梗塞や脳卒中が起きても、おかしくないそうです。
6.気持ちが乱れる
ストレスが感じられると副腎からコルチゾールというホルモンが分泌され、血管が収縮するため血圧が上がります。
朝に急な行動により血圧上昇を避ける体操
もじもじ体操
首、わきの下、内ももを擦り合わせて温めるとよい。
脇と内ももをすり合わせて15秒間もじもじする。この時、小指を立てておくと脇をすり合わせ安くなるそうです。
血圧を下げる最強食材はニンニクだった
ニンニクは切ったり潰したりすることで、アリシンというニオイ成分が生まれます。
このアリシンは加熱すると硫化アリルになり、体内で硫化アリルと赤血球が結合すると硫化水素ができます。それが、血管拡張作用があり、血圧を下げる働きをします。
硫化水素を食べ物として摂って、体内に吸収することができる食品はニンニクだけ。
番組では元フジテレビアナウンサーの河野景子さんが1週間ニンニクを食べ続けて、血圧改善生活を送りました。
食べるニンニクオイル
刻んだニンニクをオリーブオイルに漬けただけ。
ニンニクは油との相性がいいのです。血圧を下げる硫化水素を摂るのに有効です。
材料はニンニク1個とオリーブオイル50mlだけ
作り方は、みじん切りにしたニンニクとオイルを鍋に入れ、2分ほど加熱するだけ。これを保存瓶に入れて常備しましょう。保存瓶は熱湯消毒してから使うといいですね。
河野景子さんが高血圧改善のために、ニンニクを積極的に摂る生活を1週間行い、こんな使い方をしていました。
・ざるうどんのタレに山芋+ニンニクオイル
・お刺身にニンニクオイル(カルパッチョ風)
・牛たたきにニンニクオイル
・スープや冷奴のトッピング
一般の方で血圧が高い方は納豆やローストビーフ、パンなどに付けて食べていました。
脈拍に注目して生活する
脈拍は健康のバロメーターです。特に冬は脈拍に気をつけないといけません。安静時基準値は61~64回です。
男性は1分間に60~80回、女性は70~90回と言われています。
血圧が低くても脈拍が高いと、血管に負担がかかってしまうからです。
夜中に何度も起きてトイレに行くと脈拍が高くなるようです。
また、お酒を飲んで興奮状態が続いたまま眠ると、良い睡眠がとれず脈拍が高くなるそうです。
胃潰瘍、胃がん、大腸がんの場合、脈拍は高くなるそうです。
安静時に脈拍が高くなるのを防ぐ呼吸法
寝る前と起きた時にこの呼吸法をすると良いそうです。
1、8秒間息を吐く
2、4秒間息を吸う
3、2秒間息を止める
コメント