8月1日のNHK「ためしてガッテン」で放送された「丸ごとニンニクオイル」の作り方と活用法をご紹介します。
ニンニクは活力の元?でも臭いが気になりますよね。
でも、ニンニクを丸ごと使って調理すると臭わないそうです。ニンニクは万能調味料になるし、これなら気にせずに使えそうです。
ニンニクを臭わなくする調理法
にんにくには総コレステロールを下げたり、血圧を下げたりと健康に嬉しい効果がたくさんあります。他にも血栓ができにくくなるなど、血液サラサラ効果があることもわかっています。
「皮付きのまま丸ごと加熱する」という調理法ならにおいは気になりません。
においの素は包丁を入れたりすることで細胞が破れ、中から酵素が出てにおいの元の成分であるアリニンと合わさってアリシンになることで、においが生まれます。
丸ごと加熱するとにおいの元のアリニンが壊れるため、そのあと包丁を入れたり噛んだりして細胞が壊れてもにおいは気になりません。
薄皮はむいても大丈夫なので、1かけの塊ごと調理に使うのがポイントです。
丸ごとニンニクオイルの作り方
< 材料 >
皮付きのにんにく 約200g
油 約250g
< 作り方 >
1、にんにくはひとかけずつにほぐす。
2、1とオイルを小さめの鍋に加え火にかける。
オイルがひたひたの量になるのが目安です。
弱火で15~20分間じっくりと加熱する。
3、火を止め、冷ましながら余熱で火を通す。
保存用の瓶などに入れて、冷蔵庫で1カ月保存可能です。
にんにくは皮をむき、そのままスプーンなどでつぶして使うことができます。
バーニャカウダソースやお肉に添えてもいいですね。
オイルもにんにくの香りが移っているので、炒め物などに最適です。
アレンジレシピ「簡単ニンニクだしスープ」
< 材料 >
丸ごとにんにくオイルのにんにく 2かけ(レシピは下記参照)
ミニトマト 6個
お湯 400㏄
塩 少々
< 作り方 >
1、丸ごとにんにくは皮をむき、つぶす。
2、鍋に熱湯を沸かし、1とミニトマトを加える。
3、3分間煮立たせる。
4、塩を加えて味を調え、器に注ぎ完成です。
ニンニクの臭いが気になった時の対処法
食後に牛乳やりんごジュースを飲むのもにおい予防に効果があります。
牛乳は脂肪分がにおい成分を吸着してくれます。
食後30分以内に飲むようにします。
りんごは食事と一緒、もしくは食後すぐに生のものを食べるかない場合はりんごジュースを飲むのも効果があるそうです。
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