1月29日放送の「林修の今でしょ!講座」では、チョコレートの健康効果をご紹介します。
ポリフェノールを多く含む高カカオチョコレートで免疫力・美肌効果をアップしませんか?
免疫力を上げるには?
代謝を上げ血液の流れを良くすることが重要です。
免疫力アップにつながる、基礎代謝を上げるために重要なの部位は
第1位 筋肉
第2位 肝臓
第3位 脳
この内、第2位の肝臓の働きをアップするのが高カカオチョコレートなんです。
チョコレートに含まれるポリフェノールは赤ワインの5倍含まれているそうです。
風邪知らずの体にするには、基礎代謝を上げて血液の流れを良くし、免疫力を上げることが大切です。
しかし加齢とともに、基礎代謝は低下していく一方です。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには肝臓の働きを高めて、体の免疫力をあげる効果があると言います。
肝臓は細胞を老けさせる活性酸素や悪玉コレステロールの蓄積により、弱ってしまうのですが、カカオポリフェノールは強い抗酸化作用でこれらを排除することができます。
高カカオチョコレート 食べる量は?
カカオ70%以上のものを高カカオチョコレートと言い、カカオポリフェノールも多く含まれています。カカオのパーセントが多いものほど肝臓の働きを良くして免疫力をあげてくれる効果が期待できます。
高カカオチョコレートは1日に板チョコの半分の25gを食べるとよいとのことで、高カカオチョコレートなら毎日25g食べても太らないそうです。
ただし、普通のチョコレートだと太ってしまうかもしれないので注意です。
カカオポリフェノールは記憶力をアップする
人間の脳は海馬で記憶し、大脳皮質で保管されます。この海馬の働きを支えているのがBDNFという記憶アップ成分です。このBDNFは加齢とともに減少してしまいます。
しかし、高カカオチョコレートを食べることで、このBDNFの量が増えるという研究結果が出ているそうです。BDNFが増える理由はまだ判明しておらず、現在も研究が続けられているとのこと。
高カカオチョコレートは認知・記憶・気分に良い効果をもたらします。
カカオポリフェノールの効率的な摂り方
カカオポリフェノールは代謝が非常に早いので、一定して効果を保つためには、1日に4~5回に分けて食べるのがお勧めだそうです。
高カカオチョコレートには美肌効果がある
お肌のシミやシワは紫外線を浴びると、肌に活性酸素がたまることが原因のひとつです。
肌がさびたような状態、これを肌の酸化と言います。
高カカオチョコレートに多く含まれるカカオポリフェノールはこうした酸化を起きにくくしてくれるそうです。
さらに食物繊維も豊富なので、便通も良くなり、美肌にもつながるのだそうです。
食物繊維の含有量を可食部100gとして比較してみました。
さつまいも 2.2g
ごぼう 53.7g
チョコレート3.9g
(普通のチョコレートの場合)
食物繊維と合わせると美肌効果がアップする
美肌効果がアップする組み合わせは、高カカオチョコレートとヨーグルトです。
高カカオチョコレートの食物繊維がヨーグルトの善玉菌のエサになり、腸内環境が良くなります。
高カカオチョコレート×酒かす甘酒
酒かす甘酒には腸内環境を改善し、免疫力を上げるレジスタントプロテインという成分が含まれています。高カカオチョコレートと組み合わせることで免疫力アップのW効果が期待できます。
作り方は、酒かす甘酒を鍋で温め、砂糖の代わりに高カカオチョコレートを入れて溶かすだけです。
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