さば缶はカルシウム豊富？肥満予防にも！林修の今でしょ講座！

10月23日の林修の今でしょ講座は魚の缶詰がテーマでした。
骨まで食べられるさば缶、いわし缶、さけ缶はスゴイ!!
健康長寿の秘訣は骨、血管、脳が老けないこと!!

知れば得する栄養価の高い魚の缶詰とは？
まずは「さば缶」についてご紹介します。

さば缶

カルシウムの含有量を比較してみました。
生のさば6mg、さば缶は260mgと、なんと缶詰は生の43倍も含まれています。

なぜ、缶詰の方がカルシウムが高いのか？
缶詰は軟らかく煮てあるので、骨ごと食べられるのでカルシウムが多いのです。

それは缶詰の製造工程が関係しています。
生より缶詰が栄養豊富な秘密は血合が入っているからです。

血合は痛みやすく生臭かったりするのですが、缶詰にすることで痛むことがなく、また空気に触れないので生臭さも軽減されます。

さらに血合にはビタミンDが入っているのでカルシウムの吸収を助けます。

DHA（ドコサヘキサエン酸）です。DHAは脳の働きを改善します。
魚を日常的によく食べていた人は認知症のリスクが低いそうです。

生のさば970mg、さば缶1300mgとさば缶は生の1.3倍DAHが含まれています

EPA(エイコサペンタエン酸）も生さば930mg、さば缶1200mgとさば缶は1.3倍含まれています。EPA，DHAが痩せるホルモンGLP-1を分泌させる働きがあります。

生より缶詰が栄養豊富な秘密は生のまま密閉してから加熱するからだそうです。

EPA,DHAは空気に触れると酸化して栄養が劣化してしまいます。缶詰は生のまま密閉しているので空気に触れないため、酸化が防げるからです。

脳にDHA、血管を老けさせないEPAです。

ご飯に直接かけて食べる。

新潟県・・・さばサラ

さば缶ｘマヨネーズｘ玉ねぎ
さば缶に直接マヨネーズをかけて、玉ねぎのみじん切りを乗せ、しょうゆを少し垂らして食べていました。

EPAは玉ねぎのケルセチンと合わさると、脂肪燃焼が促進されます。
マヨネーズには卵黄とお酢が含まれているので、お酢がカルシウムの吸収を促進します。

長野県・・・根曲がり竹味噌汁

さば缶ｘ根曲がり竹（食物繊維）ｘ味噌（サポニン）

山形県・・・ひっぱりうどん

さば缶ｘ納豆（イソフラボン）

さばの旬は10月から12月です。旬の時の方が脂がのっていて栄養価も高いです。缶詰の製造年月日を参考に、製造月が秋の缶詰を選ぶといいでしょう。

ちなみに賞味期限は製造年月日の3年後です。

それは朝です。朝に摂取した方がDHA,EPAの吸収が良かったとのこと。