1月22日「名医とつながる!たけしの家庭の医学」では腰痛改善・予防に効果的な「ふともも伸ばし体操」が紹介されました。そのやり方をご説明します。
腰痛の原因
原因不明の腰痛持ちの方の中には、腰とは別の場所に原因があることも。その原因のひとつとして考えられるのが、太ももが硬いこと。
太ももの筋肉が固くなる原因としては、あまり歩かないことや座っていることが多いといった、太ももをあまり日常的に使わないことが考えられます。
筋肉は固くなると伸びにくくなります。筋肉が伸びなくなると、収縮しようとするので、骨盤が前に引っ張られて身体が前傾してしまうのです。
骨盤が前傾すると、骨盤と繋がっている腰の骨も前に倒れてしまいます。この状態を反り腰と言い、これが腰の骨の大きな負担となり、炎症が起こってしまうために腰痛が起こるのです。
腰以外の場所に腰痛の原因があるかもしれません。
今腰痛がなくても、この検査で将来腰痛になる可能性がわかる!
お尻キック検査のやりかた
(1)うつぶせに寝る
(2)少しだけ反動をつけて、かかとでお尻を蹴るようにひざを曲げる
※あまり勢いをつけると足がつる恐れがあるので注意しましょう。
このとき、かかとがお尻につくかどうかがポイントです。
つけば問題なし!
つかなければ、太ももの硬さが腰痛の原因の可能性あり!
3)反対の足でもかかとがお尻につくか確認
どちらかの足がお尻につかなければ、太ももの硬さが腰痛の原因の可能性大です。
太もも伸ばし体操
この体操を行うと硬くなった太ももがやわらかくなり、前傾した骨盤が正しい位置になります。そうなることで腰への負担が減少し、腰痛の改善が期待できます。
今腰痛がなくても予防としてお勧めします。
太もも伸ばし体操のやりかた
(1)横向きに寝ます。
(2)手で足をつかみ、かかとをなるべくお尻に近づけた状態で太ももを後ろに振ります。
※勢いよくやりすぎると腰を痛めるため、ゆっくり優しく動かします。
左右10回ずつで1セット、これを1日3セット行うことで徐々に太ももがやわらかくなっていき、1週間程度で腰痛の改善が期待できます。
コメント