9月5日、テレビ東京「主治医が見つかる診療所SP」では老化の原因は体の内のコゲとサビ。
心筋梗塞や脳卒中、認知症にもつながるとか。体のコゲとサビを防いで健康を維持しましょう!
コゲの溜まりにくい焼き肉の食べ方や血糖値の関係をお知らせします。
体のコゲとは?
老化の原因は体の中のコゲ。これが糖化といわれるものです。
糖が体のタンパク質と結合してコゲ(AGE)てしまう。
コゲ年齢、これを糖化年齢といいます。体内にどれだけAGEが溜まっているか?
AGEが溜まると顔のシミだけでなく心筋梗塞、脳卒中、認知症に繋がると言います。
コゲ年齢は?
コゲ年齢は生活習慣に影響を受けます。
コゲツキポイントとしては、揚げ物や焼き肉が多い。
温度とAGEの関係高温で調理するとAGEは増えます。
「生→蒸す→茹でるや煮る→炒める→焼く→揚げる」の順に増えていきます。
体の中のコゲとサビを防ぐ「焼き肉の賢い食べ方」
体にコゲを溜めない、焼き肉の賢い食べ方とは?
・レモンをかけてから肉を焼く!できればレモンをかけてから15分おくといいそうです。
レモンのクエン酸が肉のAGEを1/2にしてくれます。
さらに肉が柔らかくなり、臭みも取れます。
1人前の焼き肉ならレモン1/4個が適量です。
レモンがない場合はお酢をかけてもいいそうです。
15分も待てない場合は?
・最初に白菜キムチを食べておく。
同じキムチでも、浅漬けキムチよりも古漬けキムチがおすすめです。
古漬けキムチの方が乳酸菌がたくさん含まれており、さらに白菜には食物繊維が豊富なのでAGE対策にもなります。
どんな味付けがコゲにくいの?
味付けは塩をふった方がタレよりも体がコゲにくいそうです。
タレを付けたい場合には、味付けをしないで焼いた肉にあとでタレを付けて食べたほうが良いです。タレを付けて焼くと焦げやすいからです。
また、ワサビやコショウをふるとコゲが溜まりにくくなるそうです。
焼き肉はサンチュやレタスと一緒に食べよう!
タレをつけた肉はサンチュやレタスを一緒に食べると、コゲが抑えられます。
「肉+不溶性食物繊維」でAGEの吸収を抑え、体の外にAGEを排出してくれます。
アルコールの適量は?
アルコールを代謝する時にできるアセトアルデヒトが糖化を促します。
アルコールの適量はこちら。ただし、一度に全部飲んでいいのではなく、いずれかひとつです。
アルコールの適量日本酒・・・1合
ビール・・・中瓶1本
ワイン・・・グラス2~3杯
血糖値をコントロールする食べ方
血糖値を乱高下させず、体のコゲを溜めにくくする食事法とは?
・うどんには生タマゴをつけたほうがいい。
トッピングにタンパク質・脂質があった方が血糖値の上昇が緩やかになります。
糖質はタンパク質・脂質・食物繊維と一緒に摂ると、血糖値の上昇が緩やかになります。
・おにぎりの前にはメカブを食べるといい。水溶性の食物繊維は血糖値の上昇を緩やかにします。
・カレーのトッピングを変える。カツカレーとチーズカレーならどちらがいいのか?
血糖値の上昇を抑えるカレーのトッピングは肉より乳製品の方が血糖値が上がりにくい。
さらに、カツカレーは揚げ物なのでAGEが多いです。
血糖値が乱高下せず、体のコゲをため込まない食事法
・食事中に緑茶(カテキンが多い)を飲む
・食後1時間以内に運動をする。
・ナッツ類をちょい足しして、よく噛んでゆっくり食べる。
まとめ
コゲとサビ・・・体に溜め込みたくありませんね!
コメント