テレビアニメ化もされた眉月じゅん原作の漫画「恋は雨上がりのように」を実写映画化。冴えないファミレス店長に片思いした女子高生の切ない恋の物語、小松菜奈(橘あきら役)と大泉洋(近藤正巳役)W主演です。映画は5月25日ロードショウ。
『ぬぎはぴまり』の清野菜名も、あきらの親友の喜屋武はるか役で出演しています。
あらすじ
怪我で陸上の夢を絶たれた高校2年生の橘あきら(小松菜奈)は、偶然入ったファミレスの店長・近藤正己(大泉洋)の優しさに触れたことをきっかけに、その店でアルバイトをはじめます。
45歳の近藤はあきらより28歳も年上で子持ちのバツイチだったが、あきらは密かに近藤への恋心を募らせていく。ついに思いを抑えきれなくなったあきらは告白するが、近藤は彼女の真っ直ぐな気持ちを受け止めることができず……。
真っ直ぐすぎる17歳とさえない45歳。ふたりに訪れる、人生の雨宿りの物語です。
あきらと近藤の絶妙な距離感、すれ違いながら不器用に惹かれ合い影響し合う2人の繊細な世界観が、表現されています。
監督は「帝一の國」「世界から猫が消えたなら」の永井聡。
眉月じゅん原作の漫画
「恋は雨上がりのように」は、眉月じゅん原作の漫画。月刊スピリッツにて2014年8月号から2016年1月号まで連載。その後ビッグコミックスピリッツに移籍し、2016年8号から2018年16号まで隔週連載した。
2018年1月22日、第63回小学館漫画賞(一般向け部門)受賞。
2018年1月よりテレビアニメが放送された。
主題歌
主題歌は新人アーティスト・鈴木瑛美子がカバーする、神聖かまってちゃんの名曲「フロントメモリー」。 原作者の眉月は、原稿中に「フロントメモリー」をよく聴いたようで「作中引用までしちゃった曲がまさかの映画主題歌に!」と喜びを隠せない様子。曲についても「アンニュイな歌詞とキラキラ疾走感あるメロディーが17歳の心情にぴったり」と、作品の世界観とマッチしていることに満足しているようです。
小松菜奈のプロフィール
生年月日 : 1996年2月16日
血液型 : O型
出身地 : 東京都
身長 : 168cm
サイズ : B 77cm W 59cm H85cm
趣味 : カメラ
特技 : ダンス
所属 : 株式会社スターダストプロモーション
大泉洋のプロフィール
生年月日 : 1973年4月3日(45歳)
身長 : 178cm
大 学 : 北海学園大学経済学部卒業
出 身 : 北海道江別市大麻
配偶者 : 中島久美子(フジテレビドラマプロデューサー)
ジャンル : 俳優、タレント、声優、コメディアン、作家、歌手。
所 属 : CREATIVE OFFICE CUE(業務提携先はアミューズ)、演劇ユニットTEAM NACS、及び劇団イナダ組
キャスト
清野菜名 / 喜屋武はるか役
あきらの親友で陸上部のキャプテンの喜屋武はるか役
清野菜名は「TOKYO TRIBE」(2014)で注目を集め、Amazonオリジナルドラマで2016年6月より放送開始されたドラマ「はぴまり〜Happy Marriage!?〜」で「ぬぎはぴまり」と話題を集める。
昨年はテレビ朝日系「トットちゃん!」で黒柳徹子役を演じ、全国ネットの連続ドラマ初出演をはたした。
磯村勇斗 / 加瀬亮介役
あきらがアルバイトをするファミレス・ガーデンのバイトの大学生の加瀬亮介役
磯村勇斗はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」で主人公・みね子の恋人役で人気を博した。
葉山奨之 / 吉澤タカシ役
あきらのクラスメイトでバイト仲間でもある吉澤タカシ役
葉山奨之は「青空エール」(2016)ドラマ「僕たちがやりました」など数々の映画・ドラマで活躍中
松本穂香 / 西田ユイ役
あきらのバイト仲間の西田ユイ役
松本穂香は「青空エール」(2016)やNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でのフレッシュな演技が記憶に新しい。
山本舞香 / 倉田みずき役
ひそかに昭のことを目標にしてきた南高校陸上部のエース、倉田みずき役
山本舞香は「暗殺教室」(2015、2016)、「ひるなかの流星」(2017)、「未成年だけどコドモじゃない」(2017)
濱田マリ / 久保役
あきらのバイト先のウエイトレス・久保役
濱田マリは2018年公開の実写映画「いぬやしき」に出演することが決まっています。
戸次重幸 / 九条ちひろ役
近藤の友人で、売れっ子小説家の九条ちひろ役、近藤の相談に乗る良き旧友です。
戸次重幸は2017年には少女マンガ実写化の「一週間フレンズ」に出演。
吉田羊 / 橘ともよ役
あきらの母・橘ともよ役。
刑事ドラマや医療ドラマなど、サバサバした印象の役がはまり役の吉田羊が青年漫画の実写映画化に挑みます。
「恋は雨上がりのように」人気名言
この感情に名前をつけるのはあまりに軽薄だ…
それでも、今彼女が抱えている不安を取り払って救ってやりたい…
例え自分にそんな資格があるとは思えなくても…
この感情を、この感情を恋と呼ぶにはあまりにも軽薄だ…
今このひと時傘を閉じて君の雨に濡れよう…
どこまでも青く懐かしさだけで触れてはいけないものを今、僕だけが守れる…
今このひと時…降りしきる君の雨に、君と濡れよう…
どこまでも青く、青く輝き続けられるように
今僕だけが祈れる…
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