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吉田洋主演映画「ラブ×ドック」鈴木おさむのラブコメディ

ドラマ&映画

数々の映画やドラマ、CMで活躍する吉田洋が、映画では初となる単独主演を務めた「ラブ×ドック」。放送作家の鈴木おさむの発監督作であり、鈴木自らオリジナル脚本を手がけました。過去の経験から恋愛とは距離を置いている40歳になった飛鳥が「遺伝子レベルで恋愛を操作する」というクリニックにたどり着くという異色のラブコメディです。
 

あらすじ

スイーツ店を経営する女性パティシエ・飛鳥(吉田)は、年下の星矢(野村周平)と、脱サラを目指す権田健一(篠原篤)とともに働く40歳独身。

36歳の頃に嵌ってしまった不倫、38歳の頃に経験した失恋などがきっかけで恋愛とは距離を置いている。

ある日、星矢から告白されたことで、独立前に勤めていた店のオーナー・淡井淳治(吉田鋼太郎)との不倫や、友人が思いを寄せるジムトレーナー・野村俊介(玉木宏)との成り行きの関係など、35歳を過ぎてからの悲惨な恋愛を思い出す。

思い返せば、人生が狂い始めたのは35歳頃からだった。

戸惑うことしきりの飛鳥は、遺伝子検査で恋にまつわることがすべてわかるという不思議な診療所「ラブドック」にたどり着く。飛鳥の恋の行方はいかに・・・。

危険な恋愛をストップできる特別な薬

「ラブドック」で危険な恋愛をストップできる特別な薬を処方された飛鳥が予想外の事態に見舞われる。飛鳥が「私はあの注射を打ったから大丈夫だと思っていた」と語ると、運命の相手となるはずだった星矢、淡井、野村との恋路に不穏な空気が漂い始める。

時に俯き、時に涙を浮かべる飛鳥だったが「人生に無駄な恋なんてない!」と力を込めて言い放ち、明るい未来を切り拓こうとするさまを映し出す。

吉田洋のコメント

このお話を聞いたときは、吉田洋で恋愛映画を撮るという、おさむさんの勇気にこたえたいなと思いました。ややもすると、イタイと思われてしまうアラフォー女性の恋愛を、ファンタジーで包み込んで描いた脚本だったので、これなら同世代の女性の方にも疑似恋愛を楽しんでいただけるのではないかと思いました。

大人だってドキドキするし、キュンキュンもします。だけど、大人だからそんなことは言えないと思っている方って、意外と多いと思うんですよね。でも、これはコメディーの要素もあるので、そういう方にも恥ずかしがらずに安心して楽しんでいただける作品になっていると思います。
 

主人公に共感するポイントは?

私は占いとかは信じないタイプなんですけど、飛鳥に共感する部分はたくさんありました。
例えば、飛鳥は不器用だし、学習しない人間だけど、本能的で正直な女性なんです。

私もできるだけ自分に正直に生きたいと思っているので、そこは同じかなと。

「人生にムダなことはない」という飛鳥の考え方にも共感しますし、恋愛に対して臆病で、相手から別れを告げられる前に先回りして、少しでも自分の傷を浅くしようとする思考回路も似ていると思います。

吉田洋さんなら誰を選びますか?

カリスマパティシエで既婚者の淡井(吉田鋼太郎)
ジムトレーナーの野村(玉木宏)
一回り以上年下のパティシエの星矢(野村周平)

「もし淡井さんが独身ならば、私は淡井さんを選ぶかな。というのも、私は人生において一番大切なのはユーモアだと思っていて、歯の浮くような言葉も説得力を持ってロマンチックに感じさせてくれる淡井さんは抜群に面白い人だと思います。相手を喜ばせる引出をたくさん持っていそうなのもいいですよね。

野村さんは仕事にストイックとも言えますが、女心を踏みにじる言動はいかがなものかと。

星矢に関しては、頼ってきてくれるので母性本能をくすぐられるけど、母的な気持ちになってしまいそう。多分年下の彼との恋愛を長続きさせるには、いつまでも女性扱いしてくれるなど、相手の手腕にかかっている気がします。」
 

同年代の女性として思うことは?

仕事、恋愛、結婚など、さまざまな岐路に立たされるアラフォー世代の女性ですが、同世代として年を重ねることに対しての思いを伺いました。

「女性の加齢を「劣化」と表現する人がいますが、私はあれが本当に嫌いです。年を重ねることは擦り減っていくことではないし、人との出会いや経験を重ねることで、その人自身が木の年輪のように厚く、強くなっていくものだと思うからです。

だから、年を重ねることは決してネガティブなことではないし、いくつになっても自分らしくナチュラルに生きていきたいなと思っています。」

主題歌は加藤ミリヤの「ROMANCE」

鈴木監督は「青春時代に加藤ミリヤの曲で恋することを励まされた人たちが、大人になり、色んな経験を経て、自分の恋の答え合わせになるような曲を作ってほしいなと思ったんです。

大人になっても恋したっていいんだよ!と」という理由で加藤へのオファーを決め、さらにミュージックディレクションも依頼しました。

完成した主題歌について「加藤ミリヤさんは脚本を読み込み、見事にそれにこたえる曲を作ってくれました。なので、映画の中で何度もかけさせていただいてます。主題歌と映画の新しい掛け合わせになっている気がします。ミリヤさん、ありがとうございます」とコメントを寄せている。

「ラブ×ドック」は、5月11日から東京・TOHOシネマズ新宿ほか全国で公開されます。

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