11月13日、教えてもらう前と後では「白髪&抜け毛SP」でした。
正しいシャンプーの仕方を学んで、抜け毛対を策しましょう。
教えてくださったのは、天皇陛下の元理髪師の大場隆吉さんです。
天皇陛下の元理髪師のシャンプー法
シャンプー前の予洗いが大切
シャンプーの前の予洗いで髪の汚れの7割は落とせます。
予洗いとは、シャンプーを付ける前のお湯洗いのこと。
シャワーヘッドを頭皮から5cm位のところに近づけ、汚れを落としていく。
お湯の温度は39度前後が目安で約3分ほど予洗いします。
熱すぎると必要な皮脂まで落としてしまいます。
シャンプーの付け方
最初にシャンプーを毛の表面に付けてしまうと、ちっとも毛の中に入っていきません。
正しいシャンプーのやり方は、シャンプー剤を両手にとって、髪の生え際から頭頂部に指で滑らせるようになじませ、髪の毛を持って、髪の毛に空気を含ませるように揉みこむと、徐々に泡立って来ます。
髪の毛を泡立てネットのようにすると、きめの細かい泡が出てきます。
きめの細かい泡ができると皮脂を落としやすくなります。
髪を洗うというよりも頭皮を洗う
シャンプーで洗うのは、髪ではなく、あくまで頭皮です。
頭皮は果物の桃を触れるような、優しいタッチをイメージして洗うといいそうです。
桃を触るくらいのソフトタッチで、指の腹を頭皮に密着させ、揉みこむように毛穴の汚れを押し出すのがポイントです。
すすぎの時間
すすぎは洗う時間の2倍くらい時間をかけましょう。
泡を感じなくなってから1分以上はすすぎましょう。
すすぎが不十分だと頭皮に皮脂が残ってしまいます。
髪はすぐに乾かしましょう
自然乾燥すると髪の毛や頭皮に水分が残ったままの状態になります。
頭皮には雑菌が多く繁殖しやすい環境になり、頭皮の炎症やかゆみの元になります。
ですから、なるべく速く乾かすことが大切です。
正しいドライヤーの使い方
髪の毛とドライヤーの距離に注意です。
ドライヤーの温度は平均100度~110度なので、近すぎると髪の毛も頭皮もダメージを受けてしまいます。ドライヤーの熱風を当てると、わずか15秒でペットボトルが変形してしまうほどです。
頭皮から20cm以上離すと60度~70度の適切な温度になります。
さらにドライヤーを動かしてダメージを抑えます。
ドライヤーの温度を意識して変えましょう。
髪の毛が8割程乾いたら冷風を使うと良いそうです。
髪の毛のツヤと手触りが良くなります。
まとめ
正しいシャンプーとドライヤーで、抜け毛の増えるこの季節を乗り切りましょう。

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