3月2日、NHKあさイチでは新型コロナウイルス対策で家にウイルスを持ち込まない工夫が紹介されました。アルコール消毒や石ケンでの手洗い、マスクのことなど今気になる事柄をまとめてみました。
ウイルスはアルコールに弱い
ウイルスはアルコールに弱いことがわかっています。アルコールにより不活性化します。コロナウイルスではまだ実験で確認されていませんが、SARS(サーズ・重症急性呼吸器症候群)が流行ったときに有効でした。
アルコールが手に入らないときは界面活性剤でも同じ効果があります。
界面活性剤というと石ケンなんです。石ケンでの手洗いを実施しましょう。
家の中のアルコール消毒
ドアノブなどの拭き掃除
ドアノブなどの拭き掃除は家庭用の中性洗剤が使えます。
消毒液の作り方
約1リットルのぬるま湯に5~10cc程度以上の台所用尾合成洗剤を加える。
次亜塩素ナトリウムの効果
次亜塩素ナトリウムは効果がありますが、中性洗剤でもよい。
ウエットティッシュは効果がある?
アルコール不使用の消毒液やウエットティッシュは汚れを取るものなので、ウイルス対策にはなりません。
家庭におけるその他の対策
・服は通常の洗濯でOK
・上着・かばんは消毒は必要ありません
・タオルは家族で使っても大丈夫(家族に疑わしい症状が出たら分ける)
・うがいは効果がわかっていません。
・加湿は効果がわかっていません。
マスクがないときはどうすればいい?
布製のマスクの効果はと洗い方
咳エチケットとして扱い、ハンカチと同じに扱いましょう。
ま洗い方もハンカチと同じなので通常の洗濯でOK。
マスクの効果とは?
・感染した人がウイルスを拡散するのを防ぐものです。
・予防の効果は限定的で、目からも感染の可能性があります。
Point手で目・鼻・口を触ることで感染します。
(無意識に触ってしまうので注意しましょう)
外出で避けるべき場所とは?
空気が入れ替わりにくい場所で、多くの人が近くで話し続けるような環境が危ないのです。
ですから、空気の入れ替えができている場所は、怖がりすぎなくてよいとのこと。
高齢の方が家に閉じこもることの心配
屋外で感染することは考えにくいです。
Point適度な運動
バランスの良い食事
充分な睡眠
適度な運動、バランスの良い食事、充分な睡眠をとって、抵抗力をつけることの方が大切です。お年寄りが引きこもりになってしまうことで、活動できなくなってしまう可能性の方が怖いです。
かぜやインフルエンザとの見分け方
Q. かぜ・インフルエンザとの見分け方は?
A. 明確な症状の違いはなく、見分けるのは難しいといわれています。
Q. なぜ4日間様子を見ないといけないのか?
A. ・医療機関の混雑をさけるため
・コロナ感染とかぜ・インフルエンザとの区別がつきにくいため。
受診のタイミングかぜの症状や37.5度以上の発熱が4日以上様子を見てから医療機関に受診する。
(高齢者や基礎疾患のある人などは2日程度)
新型コロナウイルスに感染すると、多くは4日以上経過すると肺炎にかかることが多いそうです。
電話相談先は帰国者・接触者相談センターまたはかかりつけ医
市販薬を飲んでもいいの?
市販薬は 〇
残っている処方薬 ✖
市販薬を飲んだ時はいつ飲んだかを記録しましょう。
処方薬は抗生物質などの強い薬が残っている可能性があります。処方薬は症状に合わせて出されているので、控えた方がいいそうです。
家族に具合の悪い人が出たら
基本的にインフルエンザの時と同じと考えます。
・具合の悪い人は別室に
・本人と世話をする人はマスクをする
・換気をする
・食事は別の部屋で食器の教諭は避ける
・洗濯は一緒でOK
・入浴は入る場合は具合の悪い人が最後で、触れたところは除菌する
重症化しやすい人
・心臓病・糖尿病・高血圧・呼吸器疾患の基礎疾患がある人
・免疫抑制剤や抗がん剤を使用している人
・透析を受けている人
情報のウソ・ホント
・27度の湯を飲むとウイルスが死ぬ?
・あおさ・ショウガ・発酵商品を食べると感染しない?
・電車のドア側に立つと感染しやすい?
・ハッカ油などアロマは予防に効く?
・飲酒で喉を消毒できる?
ちまたに出回っているこれらのことは、全てウソです。
ウソに振り回されないようにしましょう!
まとめ
Point・帰宅したら十分な手洗いをしましょう。
・手を洗うまではウイルスを触ってしまった可能性のある手で、目や鼻、口など顔から上に触れないようにする。
コメント