4月10日、テレビ東京系「ソレダメ!」で放送された酢玉ねぎを紹介します。
ダイエットや高血圧、糖尿病に効果が期待できると言われている酢玉ねぎ。
玉ねぎには血液サラサラ効果がありますが、酢と一緒に摂ることで効果倍増です。
酢玉ねぎの効果
・血流改善・動脈硬化の予防
・高血圧の抑制
・血糖値の上昇抑制・糖尿病の予防
・腸内環境・便秘の改善
・ダイエット
・疲労回復
玉ねぎの成分
玉ねぎの成分はケルセチン、アリシン様物質、オリゴ糖です。
ケルセチン・・・・血管を堅くさせない
アリシン様物質・・血流改善
オリゴ糖・・・・・腸内環境を整える
ケルセチンの効果
ケルセチンには抗酸化力があり、活性酸素を撃退する働きがあります。
ストレスなどによって生まれた活性酸素は、悪玉コレステロールと結びついて有害な物質に変わります。
免疫細胞マクロファージがその有害物質を破壊しようとして取り込む際、マクロファージ自身が粥状になって血管壁にへばりついてしまいます。
これが動脈硬化の原因となり、脳こうそく・心筋梗塞のリスクが高まります。
ケルセチンは日光をよく浴び、皮がしっかりとした茶褐色の秋の玉ねぎに多く含まれていて、油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
アリシン様物質の効果
アリシン様物質は玉ねぎの辛み成分です。
玉ねぎの細胞には「含硫アミノ酸」と「酸素」で膜が仕切られて別々に存在していますが、玉ねぎを切ることでこれらが反応してアリシン様物質ができます。
玉ねぎを切ってしばらく置くと、アリシン様物質は血流改善効果が期待できる硫化プロぺニルに変わります。
ムダなく硫化プロぺニルに変えるには、切った玉ねぎを常温に1時間~1時間半放置するのが良いでしょう。
アリシン様物質は水に溶けやすいので、切った玉ねぎを水にさらすともったいないことになります。玉ねぎを水に5分さらすと、アリシン様物質は50%も失われてしまいます。
たまねぎは出来るだけ水にさらさないのがお勧めです。
また、アリシン様物質はしっかり熱を加えると、血流改善効果が期待できる硫化プロぺニルに変化しやすいので、玉ねぎは加熱調理するのがお勧めです。
オリゴ糖の効果
玉ねぎに含まれるオリゴ糖は、腸内の善玉菌の餌になるので、腸内環境を良くする効果があります。また、玉ねぎは加熱するとでんぷんが分解されるので、オリゴ糖が増えます。
酢の効果
酢酸
酢に含まれる酢酸は、血液の流れをスムーズにする作用があります。
また、酢には血圧の上昇を抑え、血糖値の上昇を緩やかにし、体の疲れをいやす効果があります。
新玉ねぎの選び方
玉ねぎの食べている部分は「葉っぱ」なんだそうです。
切り口の部分が乾燥していなくて、ギュッと詰まって密集しているものが新しい物だとのこと。
新玉ねぎで酢玉ねぎのレシピ
新玉ねぎをスライスして、調味液に漬け、冷蔵庫で3日寝かせるだけ。
玉ねぎの効果的な下ごしらえ
血液サラサラ成分が、より摂れる下ごしらえとは?
スライスした後、ほぐして2~3時間空気にさらすこと。
空気にさらすことで、辛みも飛び、血液サラサラ成分が増えます。
村上祥子さんの「基本の酢たまねぎ」のレシピ
材料(700ml分)
玉ねぎ 大2個(500g)
米酢 150ml
ハチミツ 1/2カップ
塩 小さじ1
作り方
1.玉ねぎを薄切りにする。
2.玉ねぎを保存容器に入れ、米酢・ハチミツ・塩を加えてよく混ぜる。
冷蔵庫で5日寝かせたら出来上がりです。
冷蔵保存で2週間持ちます。
*保存容器はあらかじめ熱湯消毒しておきましょう。
酢玉ねぎの使い方
酢玉ねぎはそのまま食べる以外にも、ギョーザのつけダレにしたり、カレーの付け合せや卵焼き、煮込み料理にと使えて便利です。
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