8月21日の「林修の今でしょ講座」ではトマトのリコピンの効果について再確認しました。
血管を強化し老化防止に役立つリコピンですが、どのように調理したら効率的に採れるでしょうか?トマトの驚きの健康パワーを解明します。
トマトの2大栄養素とは?
今回はトマトがもつ2つの栄養素に注目。
1。リコピン・・・・・・・血管をさび付かせない効果があります。
2。エスクレオサイドA・・動脈硬化を防ぐ新栄養素
ここではリコピンについて紹介します。

トマトのリコピンの効果とは?
体全体の血管は、紫外線やストレス、老化などで酸化し機能が低下します。
トマトのリコピンは、酸化を防ぎ、血管を若々しく保ちます。
さらに、血管の詰まりを防ぐ善玉コレステロールを増やす働きもあります。
普段の食事と一緒に1ヵ月間トマトを1日1個半程度摂取すると、善玉コレステロールの濃度は摂取後に15%上昇したとのことです。
トマトのリコピンはどこに含まれているの?
リコピンはトマトの皮に多く含まれているそうです。
リコピンは果肉にも含まれていますが、一番多く含まれているのは皮なんですね。
ちなみに、トマトは赤ければ赤いほどリコピンは多いそうです。
トマトはいつ食べるのが効率よくリコピンが採れるの?
リコピンは、朝と夜で吸収率が変わるそうです。
朝の吸収率は、夜の2倍以上!
その理由は、朝は空腹状態のため栄養素の吸収率がアップすると考えられているからです。
トマトのリコピンを効率よく吸収する調理法は?
リコピンを効率よりたくさん摂取する方法は、熱を加えることです。
トマトの水分が飛び、栄養素が凝縮されます。
さらに、林先生が食べているトマトとオリーブオイルは最高の組み合わせで、リコピンは脂溶性のため吸収率は1.6倍になるとのこと。
永井先生おすすめの食べ合わせはニンニク、玉ねぎと調理すること。
さらにリコピンの吸収がよくなります。
トマト入りスクランブルエッグのレシピ
1.カットしたトマトと卵をあわせる。
2.フライパンにオリーブオイルをひいて火をつけ①を入れてまぜればトマト入りスクランブエッグルのできあがり。
トマトが苦手な方にはドライトマトなどが良い。
リコピンの1日の摂取量
トマトなら2個半。
ジュースではコップ1杯。
ケチャップは大さじ4杯。
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