2月22日、NHKごごナマ 助けてきわめびと「最高にうまい!ご飯の炊き方・保存法」が放送されました。美味しいご飯を炊くには氷を入れて炊くといいそうです。
お米の研ぎ方も今は研ぐのではなく「洗う」でいいとか。美味しく保存する方法もお知らせします。
氷を入れるとご飯が美味しく炊ける?
お米を炊く際に氷を入れるとなぜ美味しく炊き上がるでしょうか?それは水の温度とお米の吸水率が関係しています。
兵庫県立大学の研究によると、炊く際の温度が低い方がお米の吸水率が上がることが分かっています。
吸水率が高くなると糖を分解する酵素であるアミラーゼが活発になるため、お米の甘みがアップする効果が期待できます。
ちなみに浸水させて2時間後から吸水率が上がるので、しっかり浸水させておくのもポイントです。
出来る限り低い温度から炊くのがポイントなので、氷を使う以外にも炊飯器ごと冷蔵庫に入れて冷やしておくのも良いでしょう。
美味しいご飯の炊き方
計量の仕方
正しく計量するということがまず大切です。
正しく計量されていないと、水加減がきちんと決まりません。
正しい計量方法は、計量カップに山盛りにお米を入れ、打ち付けるように5回程「トントン」として空気を抜くこと。
*これで正しい1合分を計量すると水加減がぴったり決まります。
お米の研ぎ方
1、今は精米がしっかりされているので、研ぐのではなく「洗う」でいいのです。
洗いすぎは美味しさがなくなってしまうので注意が必要です。
お釜にお米を入れ、水を入れて軽く混ぜ、拝むように両手でそっと包み優しくこすり合わせるようにします。’これを拝み洗いと言います)
2、水を変えながら3回繰り返します。水は白さが残る程度で大丈夫です。
この白いものはうまみ成分なので、残る程度の方が美味しく炊き上がります。
氷の入れ方
1、炊飯器に洗ったお米を入れ、1合につき氷を1個入れる。
2、炊飯器のお釜のラインまで水を注ぎ入れ、この状態で2時間浸水させる。
3、普通に炊く。
炊き上がってからの混ぜ方
1、炊き上がったら、まずしゃもじで十字に切るようにする。
1/4ずつ底から返すようにして空気に触れさせ、切るように混ぜる。
こうすることで1粒1粒が立ち、美味しくなります。
コメント