明日は節分、2019年の恵方は「東北東」です。
節分は、恵方巻を食べ、豆まきを行う…だけの日になっていませんか?
その昔、立春を1年のはじまりとしていたことから『立春=元日』、その前日である『節分=大みそか』と考え、運気の大きな変わり目でもあるのです。
この2日間をどう過ごすかで、この先1年の開運度が違うかも?
立春が元旦、節分は大晦日
教えてくれたのは、開運ライフスタイルアドバイザーの愛新覚羅ゆうはんさん。
「“寒さも極まると暖に転じる”ように、立春は昨日までの寒い冬から一転、人生を切り替える分岐点であり、たくわえてきたエネルギーが芽吹く出発点です。
この素晴らしい運気を呼び込むためには、まず前日の節分に、この1年にたまった心身の老廃物を洗い流し、まっさらにしておく必要があります。これがとても大事」
節分にやっておくべきこと
2月3日の「朝と昼」にやっておきたい5つの開運行動を教えてくれました。
【朝】換気とそうじをする
1)すべての窓、引出しを開ける
太陽が昇ったら家じゅうの窓を20分ほど開け、悪く滞った気をすべて外へと逃がして屋内をデトックスする。クローゼットや引出し類もいったんすべて開放するのがお勧めです。
2)部屋の四隅をそうじする
換気をすると、ホコリが部屋の四隅に吹き寄せられるので、そこを重点的にそうじする。また、床は「湿気=邪気」を吸ってため込みやすいので、拭きそうじをするとよい。
3)排水口をきれいにする
風水学的に「湿気=邪気」として嫌われる。水まわり、特に排水口はきれいにしておくこと。アルミホイルを500円玉大に丸めて排水口に2つ入れておくと、赤ぬめりを軽減できます。
4)玄関にアロマかお香をたく
香りとけむりは良運を招き入れるとされるので、気の出入り口である玄関にアロマオイルやお香をたきましょう。ハーブティーで心を整えるのもよい。いずれも、今年はウッド系の香りが吉。
【昼】ラッキーフードを食べる
5)昼食は豚汁がベスト
イノシシ年の開運食材は豚肉と根菜類。そこで、ごぼう、にんじん、大根など根菜をふんだんに使った豚汁が最強ランチだそうです。
2019年の方角と食べ方のルール
豆まきで家のなかを清めたあとに、福を呼び込むために「恵方巻き」を食べるのがおすすめです。
「恵方巻き」の食べ方にはルールがあります。
まずは太巻きをひとり1本ずつ用意しましょう。次に、「恵方」と呼ばれている、その年の福徳を司る神様がいる方角を向きます。
2019年の恵方は「東北東」です。そして、願い事しながら恵方巻きを食べるのです。
このとき、食べきるまで口をきいてはいけません。しゃべってしまうと運が逃げてしまうといわれています。「恵方巻き」を切らずにかぶりつく理由は、「縁を切らない」という意味があるのだとか。
食べている途中によそ見をするとご利益に預かれないと言われているので、恵方を向いている間は黙々と食べましょう。
恵方巻きの具材はどうして7種類なの?
「恵方巻き」の具材は、七福神にちなんで7種類入れるのが基本です。七福神とは、大黒天や毘沙門天、弁財天などの7つの神さまの総称。参拝すると「7つの災難が取り除かれて、7つの幸福を授かる」といわれている神さまたちです。
代表的な具材は、かんぴょう、しいたけ、きゅうり、エビ、うなぎ、桜でんぶ、玉子焼きなど。最近ではサーモンやマグロなど、魚介などを入れた恵方巻きも増えています。
まとめ
「風水学では家(住環境)をみがくと幸運が舞い込むとされていますが、私は体も環境のひとつと考えていて、自分自身を整えることで、ロスなく幸運を引き寄せられる感覚が身につくと思っています。
今年の節分は日曜にあたります。ぜひ、家族で楽しく開運行動をともにしながら、1年分の幸せを呼び込む準備をしてくださいね」(愛新覚羅ゆうはんさん)
コメント