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「アンナチュラル」第96回ドラマアカデミー賞を受賞し6冠を獲得!

ドラマ&映画

ザテレビジョンではクールごとに連続ドラマの好評投票をしています。5月2日発売の№19号を買って初めて知りました。第96回ザテレビジョン、1月クールのドラマアカデミー賞の投票結果は「アンナチュラル」に決定しました。2位の「99.9-刑事専門弁護士・SEASONⅡ」が肉薄していました。そこのところ詳しく見てみましょう。
 

「アンナチュラル」概要

不自然死究明研究所、通称「UDIラボ」で働く法医解剖医のミコト(石原さとみ)が仲間と共に日々運ばれてくる遺体と向き合う法医学ミステリーです。

「死」と向き合いながら奮闘するUDIラボのメンバーたちの姿が視聴者をくぎ付けにしました。

「99.9-刑事専門弁護士・SEASONⅡ」概要

個性豊かな刑事専門弁護士たちが、ぶつかりながらも逆転不可能と思われる刑事事件に挑んでいく新感覚のリーガル・エンターテイメントドラマ。深山大翔を演じる松本潤、深山とチームを組む佐田を香川照之、新ヒロインの舞子を木村文乃が演じます。

作品賞、得票結果

読者票では「99.9-刑事専門弁護士・SEASONⅡ」が1位でしたが、TV記者表と審査員票は「アンナチュラル」(TBS系)が1位を獲得し「アンナチュラル」が作品賞に選ばれました。

脚本の手腕をたたえる声が多数あり、演技や演出も含めてすべてがハイレベルであると総合力が高く評価されました。

2位の「99.9-」(TBS系)はコミカル要素がありつつ、弁護士対裁判官の構図を鮮明にした物語の要素も認められました。

なお、3位は「わろてんか」(NHK)、4位「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系)、
5位anone(日本テレビ系)でした。
 

「アンナチュラル」が6冠を獲得

ドラマの総合力が評価されましたが、受賞結果は作品賞の他、主演女優賞(石原さとみ)、
助演男優賞(井浦新)、脚本賞(野木亜紀子)、監督賞(塚原あゆ子、竹村謙太郎、村尾嘉昭)、
ドラマソング賞(米津玄師「Lemon」)と6部門を受賞しました。

「逃げるは恥だが役に立つ」(’16年TBS系)の脚本家である野木亜紀子がオリジナル作品として世に出し、ヒロインのミコト(石原)ら魅力的なキャラクターを創造しました。
SNSでファンの感想も盛り上がりました。

新井順子プロデューサーにインタビュー

受賞の感想と作品のこだわりを伺ってみた。

「聞いた時はビックリしました。作品賞はすべてのスタッフ、キャストの力が一つになって受賞できるものだと思いますので、とてもうれしいです。

当初は「法医学」という身近ではないジャンルが受け入れられるかどうか心配でした。社会派ミステリーというより、あたたかな愛のあふれる作品にできたらと思っていました。

キャラクターが魅力的で毎週会いたいと思えるドラマにしたいな。最初はキャストもスタッフもキャラクターを掴むのに探り探りでしたけど、いつの間にか空気感ができあがっていました。特にミコト(石原さとみ)、東海林(市川実日子)、六郎(窪田正孝)の3人は前室でも役の関係性そのままで、その空気が作品にも出ていた気がします。

主演女優賞

「アンナチュラル」の石原さとみ。全ての投票で1位に選ばれ、満場一致の受賞。

「真実を追求するミコトの強さを目で表現。抑えた演技が見事」
「キュートさを封印し大人の魅力を見せた」と評価されました。
 

石原さとみのコメント

30代に入って初めての連続ドラマで受賞できてとてもうれしいです。今回は放送中にTwitterのトレンドに「石原さとみ」ではなく作品名が入るようなものをやりたいと考えていました。脚本の野木亜紀子さんと演出の塚原鮎子さんとご一緒したのは初めてでしたが、最高の現場でこのドラマの世界の一部になれたことが喜びでした。

 

主演男優賞

「99.9-」の松本潤が受賞。全ての投票でトップとなり堂々の受賞。

「全力の笑顔でダジャレを言う。癖のあるキャラクターだが愛嬌があった。」
「松本潤の代表作になった」と絶賛の声が集まった。

松本潤のコメント

「99.9-の思い出がまた一つ増えました。選んでくださった皆さまに感謝申し上げます。」

SEASONⅡをやるに当たり、かえずにやる部分と変えた部分をバランス良く見せられてらいいねと皆で話してからスタートしました。特に物語前半の撮影では意識していました。
よりチームワークが良くなった分、芝居のテンポやそれぞれの動きが良くなったのではないでしょうか。

木村文乃さん、馬場園梓さん、笑福亭鶴瓶さんをはじめ、新たに加わってくださった皆さんのおかげで新たな展開を作ることができたと思います。今回からの参加は本当に難しい作業だったと思いますが、皆さん楽しんで現場を過ごしてくださいました。それがうれしいです。

このチームで作品を作れたことに改めて感謝します。

木村ひさし監督と一番打ち合わせをしたのはオヤジギャグかもしれません。

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