「林先生が驚く初耳学」酵素ドリンクの酵素は死んでいた？！

11月18日、林先生が驚く初耳学では酵素ドリンクの衝撃の事実が明らかになりました。

市販の酵素ドリンクの酵素は死んでいた？
死んでいると意味がないの？

カルピスの乳酸菌はどうなの？

と、ダイエットに酵素がいいと思っていた私には衝撃的な内容でしたので、お伝えいたします。

酵素ドリンクの酵素は死んでいる

死んでいる酵素を飲んでも意味がない？！

酵素は食べ物を分解しまが、市販の酵素ドリンクの酵素は既に死んでいた！！

ゼリーはゼラチン（タンパク質）でできていますよね。

ゼリーを酵素ドリンクと生のフルーツをジューサーにかけたものとで、その分解具合を比較してみました。

生のフルーツジュースをかけたものは、ドロドロに変化していました。

ところが、酵素ドリンクをかけたゼリーは、全く変化なし。

つまり、酵素は死んでいたのです。

なぜ酵素ドリンクの酵素は死んでいたのか？

人間の中にある酵素が働くのは、人間の体温前後です。

ところが酵素を飲料として売るときには、日本では65度以上あるいは85度以上（加熱の時間が違います）と、ちゃんと加熱して殺菌したものでなければ飲料としては販売できないのです。

40度前後で活発に働く酵素は、60度以上で活動停止するため、その殺菌温度まで上げてしまうと死んでしまいます。

つまり、酵素ドリンクの酵素は食品衛生法に基づき加熱殺菌されて死んでいたのです。

お店で造る生ジュースには加熱義務がないので、生きた酵素が含まれています。

カルピスのラベルを見ると乳酸菌（殺菌）と書かれています。

カルピス発売元のアサヒ飲料に伺いました。

乳酸菌自体は生きていないのですが、製造過程の発酵の段階で乳酸菌は乳酸を作っています。
カルピスの乳酸菌は乳酸を作るという役割を終えてから殺菌されています。
乳酸菌の性質は「整腸作用のある乳酸を作ること」なんです。

だからカルピスは加熱殺菌の前に乳酸が作られているので、乳酸菌は生きていないが、悪玉菌の増殖を抑えてくれるのです。