6月11日、テレビ朝日系「たけしの家庭の医学」では三大不調のひとつ、肩こりの改善法が紹介されました。肩こりを瞬時に治す最新治療に密着!その名も「ハイドロリリース」。筋膜を剥がす治療法で注射一本で費用も1000円程度(保険適用)。すぐに効果が実感でき、しっかり持続するそうです。
ハイドロリリース注射(筋膜リリース注射)とは?
即効性のある治療で肩こり・腰痛の解消が見込めます。(朝から首が回らない、腰が痛くて動けない )筋膜が萎縮・癒着している箇所を超音波エコーで見つけ、その部位にハイドロリリース注射を行うことで、凝り固まった筋肉・筋膜を剥がしたり、引き離しする治療です。痛みのある箇所をピンポイントかつ無痛で治療できます。
即効性があるので、『今すぐ、痛みを治したい』方におすすめです。
筋膜性疼痛症候群(MPS)は、レントゲンやMRI、血液検査などでは診断できないため、治療できる医療機関は限られています。
治療の優位性と副作用について
注射する薬剤は、人間の体に近い塩分濃度の『生理食塩水』を使用するため、アレルギーなどの問題もありません。浸透圧も高く、痛みや合併症・副作用のリスクもないため、安全に治療が受けられます(少量の局所麻酔剤を使用することもあります)
合併症・副作用のリスクがないため、妊婦の方や、ドーピング問題が関わるスポーツ選手の方も、安全に治療が受けられます。
筋膜の癒着を剥がす治療法
超音波エコーを用いて、この筋膜が厚く重積している部分(白く見えます)を確認して、そこに薬液を注入することによって、この癒着を剥がす治療法です。最近の研究では、痛みのある部分は、筋膜上にあり、さらに筋膜が癒着して厚く重積している部分があることが報告されました。
この治療法は、安全で効果的であり、かつ即効性がある 整形外科治療の中で革命的な新しい治療です。
肩こりはなぜ起きるのか?
肩には僧帽筋と肩甲挙筋があり、このふたつの筋肉の動きがスムーズにいかなくなることにより起こります。
ハイドロりリリースの原理
ハイドロリリースにより僧帽筋と肩甲挙筋の間に生理食塩水などを注射します。
これにより、筋肉の間の空間を広げて、動きを良くします。
神経の圧迫を減らし、肩こりを緩和します。
☆例えハイドロリリースで改善しても、生活習慣を改めないと肩こりは再発します。
再発しないようには?
ストレッチをすることで、治療の効果を持続できるそうです。
ハイドロリリースはどこで受けられる?
最近では整形外科やペインクリニックで受けられるそうですが、医療機関によっては保険が適用されない場合もあるそうなので、良く調べた上で受診することをお勧めいたします。
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