3月12日、林修の今でしょ講座では春こそ「きのこ」を食べよう。
しめじ・まいたけ・えのき…きのこが持つ健康パワー、健康長寿につながるきのこパワー「きのこ三銃士」です。
きのこが持つ健康パワー!
しめじ・まいたけ・えのき…きのこが持つ健康パワーを紹介!
最新研究では「きのこ」が質の良い睡眠・免疫力UP・高血糖対策に期待できるという。
果たしてどんな成分が?効果の出る食べ方は?
睡眠不足に「しめじ」
しめじの栄養成分オルニチンを週2回摂ると、質の良い睡眠となり、ぐっすり眠れるといいます。しめじのオルニチン量はしじみの5倍含まれています。
オルニチンが睡眠の質を高めてくれるのは、オルニチンを摂取するとノンレム睡眠が延長します。ノンレム睡眠の時に大脳が休むと言われています。
オルニチンはストレスの軽減、ホルモンの分泌を促進してくれます。
ぐっすり眠ると良く朝の頭の働きも良くなります。
日常の食品からどれくらいオルニチンを摂取したほうが良いかは、まだわかっていません。
効率よくオルニチンを摂るには?
オルニチンは熱に強いが水に溶けてしまうので、味噌汁にすると効果的です。
味噌にはトリプトファンが含まれているので相乗効果になります。
しめじと合わせる食材は?
ホタテにはグリシンというアミノ酸が含まれているので、相乗効果があります。
ホタテだけでなくエビやイカでもOKです。
内臓脂肪が減る「えのき」
内臓脂肪が多いと、血糖値が上がりやすいと言われています。
キノコキトサンが糖質を抑えて、体外に排出してくれます。
糖の周囲に膜を張り、吸収を妨げてくれます。
エノキタケリノールは内蔵脂肪を蹴散らしてくれます。
アドレナリンが内臓脂肪を燃やし脂肪を分解するのですが、エノキタケリノールは脂肪の分解を促進してくれます。
えのきの保存場所
えのきのキノコキトサンの吸収率がアップするえのきの保存場所は冷凍庫です。
冷凍すると細胞壁が破壊され、キノコキトサンの吸収率がアップします。
えのき氷
えのき氷をミキサーでペースト状にして、製氷皿で凍らせて作ります。
えのき氷にするとえのきの栄養成分を摂取しやすくなります。凍ったまま使えるので便利です。
えのき氷 x 味噌汁
えのき氷 x 親子丼
免疫力アップ「まいたけ」
まいたけの栄養成分は免疫力をアップしてくれます。
まいたけの栄養成分βーグルカンが免疫細胞マクロファージを活性化して、免疫力をアップします。春風邪予防や花粉症対策に、まいたけが活躍してくれますね。
βーグルカンを効率よく摂るには?
まいたけは水洗いせずそのまま調理するといいそうです。
βーグルカンは水に溶けやすいので、洗うと溶けだしてしまいます。汚れが気になる方は、濡れた布巾で吹くと良いそうです。
最近のきのこは土を使わず工場で作られているので、衛生的だそうです。
まいたけの効果的な調理法は?
免疫力アップにより期待できるのは?豚肉の生姜焼き?茶碗蒸し?
A.まいたけ入りの豚肉の生姜焼きでした。
まいたけにはタンパク質を分解するマイタケプロテアーゼが含まれているので、タンパク質の吸収がアップします。
さらに生姜のジンゲロールも加わり、相乗効果になります。
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