NHK朝ドラ「なつぞら」の天陽くんのモデルは神田日勝。その生涯を追ってみました。
神田日勝記念館アクセスも!
山田天陽(やまだ てんよう)
美術の才能があるものの、貧しく進学せずに農業を手伝う。農作業の合間に、べニヤ板に描く絵は繊細にして大胆、躍動感あふれる馬の絵が得意。アニメーターを目指すなつに絵心を教え、彼女の生涯に大きな影響を与える。
出典https://www.nhk.or.jp/natsuzora/cast/
山田天陽役の吉沢亮
山田天陽のモデル
山田天陽のモデルは神田 日勝(かんだ にっしょう)
「拓北農兵隊」として北海道に来たということ。
天陽君が死んだ馬の絵ばかり描いていたり、絵の具が買えないから黒い絵ばかり描いているというのは、実際の神田日勝のエピソードにちなんでいます。
また、初めて買った農耕馬が、馬喰に騙された年老いた馬だったというエピソードも、神田日勝が子供時代に経験した実話がベースになっています。
神田日勝の略歴
- 1937年12月8日・・・誕生
- 1945年8月(8才) ・・一家で北海道鹿追町へ疎開
- 1950年(13才)・・・鹿追中学校に入学し、美術部を創設。兄の影響で、油絵制作に取り組んでいく
- 1953年(16才)・・・中学を卒業後、農業を継ぐ。兄の一明は東京芸大に進学
- 1956年(19才)・・・・初めて帯広の公募展(平原社美術協会展)に痩馬を出品し入賞
- 1962年 2月25日(25才)・・高野ミサ子と結婚
- 1964年に長男誕生
- 1968年に長女誕生
- 1970年8月25日(32才)・永眠。遺作は「馬(絶筆・未完)」
主な作品
「牛」(1964年)、「画室A」(1966年)、「室内風景」(1970年)ほか。
神田日勝 記念美術館が公認
神田日勝の記念館の館長コラムやツイートで公認しています。
今日の午後ついに「山田天陽」君が撮影&取材でいらっしゃいましたーーーーーー(めっちゃキラキラしてた)
展示室では撮影の合間合間に日勝の絵をあの大きな瞳でご覧になってました(めっちゃキラキラしてた)#なつぞら #山田天陽 #吉沢亮 #国宝級イケメン#神田日勝記念美術館 #神田日勝 #鹿追 pic.twitter.com/5ZdpSbsWHS— 神田日勝記念美術館(つぶやき用) (@kandamuseum) December 2, 2018
#なつぞら
山田天陽くんのモデルとされている、画家の神田日勝さんの記念美術館に行ってきました。
入口にはポスターにのぼりと、なつぞらムード満開。
館内では「神田日勝がモチーフの山田天陽」と、はっきり紹介されていました。
私のインスタに長文の感想を載せましたので、よろしければぜひ。 pic.twitter.com/1Pv0SilabY— kirisaya👹 (@syk_kirisho) April 10, 2019
- 住所:北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
- 電話:0156-66-1555
神田日勝記念美術館は、帯広と富良野のちょうど中心あたりにある「鹿追町」にあります。
神田日勝記念美術館は「道の駅しかおい」の敷地内にあり、「道の駅しかおい」の無料駐車場を利用することができます。
北海道新聞が告知
神田日勝の絶筆「馬」がクッキーに 柳月が発売 NHK「なつぞら」応援 ドラマに日勝がモデルの青年登場https://t.co/Nghe2SIcrw pic.twitter.com/sZ6cb8m4in
— 北海道新聞 (@doshinweb) March 15, 2019
北海道の製菓メーカー「柳月(りゅうげつ)」で神田日勝の「馬」をモデルとしたクッキーが販売されています。
ちなみに「柳月」は、雪之助(演:安田顕)が経営する菓子店「雪月(せつげつ)」のモデルとも言われています。


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