お酢は健康効果が高くダイエットにも効果的ですが、飲み方を気を付けないと胃に影響を及ぼすデメリットもあります。
お酢の効果的な飲み方や、お酢の効果・効能を一緒に学びませんか?
酢の効果・効能
酢には様々な健康効果があり、近年テレビや雑誌でも数多く取り上げられています。
その中でも特に高い効果が期待されているものをご紹介いたします。
ダイエット効果
酢に含まれている酢酸、クエン酸、アミノ酸がダイエットに効果があると言われています。
酢酸には脂肪の蓄積を抑える効果があります。
クエン酸で体内の脂肪をエネルギーに変えて消費します。
アミノ酸で脂肪の燃焼を促す効果が期待されています。
運動する30分~1時間前に酢を摂取して運動すると最も効率が良いと言われています。
代謝がアップする
酢には酢酸という成分が含まれており、これには血液をサラサラにする効果を期待できます。
血液サラサラつまり健康にいいイメージですが、代謝を上げてくれるのでダイエットにもいいのです。
私達の体は食事からとったエネルギーを消費しなければ体に溜め込まれてしまいます。これが太る原因にもなるのですが、同じ活動量でも代謝が高い方が消費エネルギー量も増えるので、痩せやすい体質を目指せます。
さらに含まれているクエン酸も食べたものをエネルギーに変換するのをサポートしてくれるため、ダイエットにぴったりです。
酢は体内に入るとアミノ酸に変化する
お酢は体内に入ると、アミノ酸にも変化します。アミノ酸は体の健康維持や体の機能を向上させる効果が期待できます。また、アミノ酸は毎日体内に摂取することが重要です。
お酢は少量飲むだけで効率的にアミノ酸を摂取できます。アミノ酸は脂肪の分解をサポートしてくれるだけでなく、消費エネルギーが増加して早く疲労が回復するため、運動量の向上にも繋がります。
疲労回復効果
お酢に含まれるアミノ酸とクエン酸が疲労回復のスピードを速めてくれる効果があります。
運動の後や、忙しい仕事の後に酢を摂り入れると効率よく疲労回復を行ってくれます。
腸内環境を整える
酢に含まれる酢酸には、腸内の悪玉菌の増殖を抑えるなど、腸内環境を整える効果があります。
原液ではなく、薄めた酢でもこの効果が得られます。
便通も良くなるので、便秘対策にも効果が期待されています。
むくみの解消
クエン酸は整腸作用だけでなく、利尿作用も期待できます。体にとって余分な水分を体外に排出してくれるので、むくみを解消できるのです。
デスクワークや立ち仕事で血行が悪くなると、むくみやすくなります。お酢を飲むだけでなく、軽くストレッチなどもおこなうとよりむくみを解消できます。
血糖値の上昇を抑える
血糖値は主に食事を介して上がっていきます。
食事をとることで急激に上がってしまった血糖値を抑える効果が酢にはあります。
<特に有名なのが酢たまねぎで、これらを摂り続けることで糖尿病の薬が要らなくなったという報告もあるそうです。
抗菌作用
古くから酢を使って食べ物を痛みにくくするという方法が使われていましたが、酢には細菌の繁殖を抑える効果があることが発見されました。
大腸菌やサルモネラ菌など、人間の身体に害を及ぼす菌に対しても効果が実証されています。
デメリットはあるの?
酢は健康効果も高いですが、摂り方には少し注意が必要です。
酢酸成分で歯や胃を荒らしてしまう
酢には酢酸(さくさん)と呼ばれる酸が含まれています。
酸というだけあって、多少なりとも物を溶かす力があります。
歯の表面はエナメル質という膜で覆われていて、これらが溶けてしまうと虫歯になったり知覚過敏になったりと口腔内トラブルの原因となってしまいます。
また、胃腸の弱い方も注意です。
酢酸成分が胃腸内を刺激して荒れてしまい、胃痛の原因となってしまうこともあります。
原液で飲まないこと
酢は原液で飲まないようにすることが大切です。お料理に使ったり、炭酸や水で割るなどして飲むと良いです。
特にお料理に混ぜていただくと、噛んだ際に出る唾液が酢の酢酸成分を中和してくれます。
お料理の美味しい味と酢の健康効果が得られるので、非常に効率が良いと思われます。
酢ドリンクの後はうがいを
酢の成分をダイレクトに得たい場合はやはり酢ドリンクが手軽ですが、酢酸成分もダイレクトに受けてしまうので、この場合は飲んだ後にうがいをすることが大切です。
口内に残った酢酸成分をうがいで除去して、歯のエナメル質を酢酸から守る事ができます。
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