林修の今でしょ講座では、冬が旬の二大果物、みかんと柿スペシャル!
こちらではみかんのすごいパワーをご紹介します。
みかんは血管を強化、骨密度UP、冷え性改善、認知症対策効果があります。
みかんは血管を強化する!
皮の濃い色のみかんを食べると、血管が強くなります。
β―クリプトキサンチンが動脈硬化の予防につながるとのこと。
β―クリプトキサンチンは悪玉コレステロールの酸化を防ぐそうです。
β―クリプトキサンチンをしっかり摂るためには、みかんは1日、3個食べるのが理想です。
おいしいみかんの選び方
・色は濃い方がいい
・皮がシワシワしているもの
・軸が細いみかん
*皮がシワシワしている方が、水分が少なくなっているので甘みが凝縮しています。
*軸が細い方が水分が少ないので、糖度が高く、β―クリプトキサンチンも多いそうです。
おいしい冷凍みかんの作り方
みかんを凍らせる前に水で洗います。
こうすることで表面に氷ができて、水分の蒸散を防ぐことができます。
食べるときは自然解凍でいいそうです。
みかんは骨密度をUPする!
骨が生まれ変わるしくみ. は、骨をつくる骨芽細胞(こつがさいぼう)と、骨を壊す破骨細胞(はこつさいぼう)が働いています。 この2つの細胞が常に活動しながら、毎日少しずつ骨をつくり変えているのです。
加齢により破骨細胞の方が優勢になるので、骨粗しょう症になったり骨折しやすくなるのですが、みかんのβ―クリプトキサンチンが破骨細胞の働きを弱くしてくれるので、骨粗しょう症を防いでくれます。
みかんと乳製品を一緒に食べると効果UP!
みかんと乳製品を一緒に食べると、β―クリプトキサンチンの吸収を良くしてくれます。さらにカルシウムも豊富ですので、より骨を丈夫にしてくれます。
また、β―クリプトキサンチンは脂質と一緒に摂ると吸収が良くなるそうです。
みかんを食べると黄色くなるのは、β―クリプトキサンチンの色だそうです。
みかんが酸っぱいのはクエン酸
クエン酸はカルシウムの吸収をUPさせてくれます。
Pointβ―クリプトキサンチンとクエン酸でカルシウムの吸収率UP!
みかんで冷え性を改善
冷え性改善効果のあるヘスペリジンは白いスジや皮の部分に多く含まれています。
血液の循環をスムーズにする作用があります。
果肉に比べてスジには40倍のヘスペリジンが含まれています。
ヘスペリジンには欠点がある?
ヘスペリジンはそのままでは吸収が良くないそうです。
でも、緑茶と一緒に摂るとヘスペリジンの吸収が良くなるそうです。
緑茶のカテキンがヘスペリジンの吸収をUPしてくれます。
カテキンがヘスペリジンを包み込み、吸収が良くなります。
カテキンが含まれている緑茶でもOKです。
ヘスペリジンは皮にも含まれている
みかんの皮にもヘスペリジンは多く含まれています。
良く洗って、調理などに利用するといいですね!
みかんで認知症対策
みかんに含まれるノビレチンというポリフェノールの一種が認知症対策に効果が期待できるそうです。



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