6月18日「林修の今でしょ講座」ではコーヒーと緑茶で体に良いのはどっち?
脳卒中・肥満・紫外線予防・夏風邪・熱中症を予防する夏の賢い飲みわけが特集されました。
夏の脳卒中予防にはどっちが効果的?
毎日1杯飲むことで脳卒中が20%軽減されるのはコーヒーです。
汗をかくと血中の水分が減少し、血液がドロドロになり詰まりやすくなります。
でも、コーヒーのカフェインが血管を広げて血流を良くしてくれます。
1日3~4杯がベストで5杯以上飲んでも効果は認められませんでした。
食事時に飲むのは前と後どっちが効果的?
コーヒーは食前に飲むのがお勧めです。食前に飲むと血糖値の上昇が抑えられます。
食事に含まれる糖や脂質は胃や腸から吸収されますが、量が多いと血糖値の上昇につながってしまいます。
夏太り予防にはどっち?
1日3杯飲むと脂肪燃焼量が2倍になるのはコーヒー
夏は汗をかくから痩せるというイメージですが、実は夏太りの人が
炭水化物、うどんやそうめんなどで簡単に食事を済ませてしまったり、冷たい飲み物を多く飲むのですが、冷たいと甘みを感じにくくなるので、知らないうちに糖分を摂っていたりします。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸が脂肪を分解します。
カフェインが脂肪分解酵素のリパーゼの効果を促進します。
運動前に飲むなら前と後どっち?
コーヒーは運動前に飲むのが効果的です。
飲んだ後、30分位経ってから効果が出てきます。その後3時間くらい効果が持続します。
紫外線ダメージから肌ダメージの予防に飲むのはどっち?
夏の強い紫外線による肌ダメージを防ぐには緑茶です。
紫外線ダメージが25%減るそうです。
シミ・シワの原因のひとつは活性酸素です。
ポリフェノールの一種のカテキンが活性酸素を退治してくれます。
また、お茶にはビタミンCが含まれています。お茶3杯飲むとレモン1個分のビタミンCが摂れると言います。
外出する時飲むなら前と後、どっち?
外出前に飲むのがいい!
日焼け止めと同じに考えて、先に飲むのがお勧めです。
夏風邪予防に飲むならどっち?
長引くことも多く合併症も起こしやすい夏。
医師は風邪予防のために診察の合間に緑茶を飲んで風邪予防をしているそうです。
緑茶のカテキンがウイルスに付着して粘膜への付着を防いでいます。
カテキンにはウイルスを殺菌するパワーがあります。
なぜ夏風邪が治りにくいのか?
寒暖差で免疫力が落ちてしまうのでなかなか治りにくいのです。
免疫力をアップさせる緑茶のいれ方は?
免疫力UPが期待できる成分をしっかり抽出するには水出しがいい。
免疫細胞を活性化させるには水出しでないといけません。500cc飲めばOKです。
緑茶は70~80度で入れると美味しいと言われていますが、夏は水出しがいいですね!
熱中症予防に飲むならどっち?
それは緑茶です。茶カテキンを摂取した方が体温の上昇が抑えられると言います。
一番お勧めなのは麦茶です。麦茶にはカフェインが含まれないので飲む量を限る必要はありません。夏場に飲む麦茶は最強ですね。
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