5月27日、NHKあさイチでは、ひざ痛予防のテニスボールエクササイズが紹介されました。
ひざ痛の起こる原因
中高年に多いひざ痛は、ひざの軟骨が削れ、炎症を起こしたり、時には軟骨の下にある骨にまで影響を与えることで生じるといいます。
そんなひざ痛に関して新事実が!それは軟骨が削られる前に、その間に挟まっている『半月板』がズレはじめているということ。つまり、半月板のズレがひざ痛の引き金になるんです!
といっても、半月板がズレはじめても、まだひざの痛みとして感じない場合も多く、そのままズレを放置したままだと突如、深刻なひざ痛を抱える可能もあるそうです。
そこで、ひざ痛予備軍をチェック!
ひざ痛予備軍のチェック
ひざを支える太ももの筋肉に変化がないかの目安を知るためのセルフチェック法です。
1.あおむけに自然な状態で寝た際、脚が伸びきらず、ひざ裏にこぶし大ほどの大きな隙間があるかどうか。
2.正座がスムーズにできるかどうか。
3.座って脚を伸ばした状態で、ひざの皿の上10cmの部分の太ももまわりを計測し、両方のふとももの太さに3cm以上の差がないか。
テニスボールで筋肉をほぐす
ひざを支える太ももの筋肉が硬くなると、ひざへの衝撃を吸収しにくくなったり、ひざの可動域が狭くなったりすることがあります
テニスボールを使った寝たままできる太ももの筋肉ほぐし術がこちらです。
イタ気持ちいい場所を ほぐす
太ももの下にテニスボールを置き、自重でほぐします。
太ももの裏側をほぐすとき
いすに座って、テニスボールをいすと太ももの間に置き、イタ気持ちいい場所を探す。
太ももの前側をほぐすとき
まずテニスボール2つを靴下の中に入れてしばる。その後、うつぶせに寝て、太ももと地面の間にテニスボールを入れた靴下を置き、イタ気持ちいい場所を探す。
※注意※
・ひざに腫れがある場合、安静時でもひざに痛みのある場合は行わないでください。
・刺激が強いので1か所5分以内にしてください。
・テニスボールで痛みが強いと感じる場合は、小さなボールに変えるか、靴下などやわらかいものを丸めて代用しても可。
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