11月6日NHKあさイチではインナーマッスルのトレーニング方法が紹介されました。
インナーマッスルは腰痛や肩こり、ぽっこりお腹はもちろん、正しい姿勢の保持や高齢者の転倒などに関係があります。
インナーマッスルとは?
インナーマッスルとは体の内部にある筋肉のことで、骨や内臓さらには外側の筋肉(アウターマッスル)まで支える役割を持ちます。
主なインナーマッスルとして次のような筋肉があります。
・腹横筋(ふくおうきん)
・菱形筋(りょうけいきん)
・骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)
・腸腰筋(ちょうようきん)
インナーマッスルは腰痛や肩こり、ポッコリお腹や正しい姿勢の保持や高齢者の転倒など、さまざまな事柄と関係あることが、最新の研究でわかってきまいた。
インナーマッスルのチェック方法
病院に行ってレントゲンをとっても、骨や神経に異常がみられない原因不明の腰痛。
実は腰痛の多くは原因不明が多いそうです。
インナーマッスルを正しく使えていないことで、アウターマッスルに負担がかかって炎症が起き、それが痛みの原因であることがあります。
インナーマッスルが正しく使えているかどうかを簡単チェック!
両手両膝を付いて、片足を挙げるポーズをとります。
1、四つん這いになり、片足を上に上げる
2、続いて反対側の足を上げる
これを骨盤が動かないように意識しながら交互に繰り返します。
インナーマッスルがきちんと働いている人は難なくできますが、腰がぐらつくとか骨盤がかたむく方は、インナーマッスルを正しく使えていない可能性があります。
インナーマッスルを鍛えて腰痛対策
原因不明の腰痛対策は、動作の直前に腹横筋というインナーマッスルを動かすことで改善できるそうです。
ポイントは「お尻の穴をすぼめる」ように意識すること。
ほんのちょっと意識を変えるだけで、腰痛が予防できるそうです。
インナーマッスルを鍛えて肩こり解消
肩こりは菱形筋(りょうけいきん)などのインナーマッスルがうまく働かないことで、僧帽筋(そうぼうきん)などのアウターマッスルで炎症がおき、痛みを引き起こしていまう。
対策は、インナーマッスルをほぐし、正常に働く状況にすること。
おすすめの体操が2つあります。
「ギューストン」
両肩を思いきりギューっとあげ、ストンと一気に脱力します。
1日3往復を目安に行います。
Point筋肉を使う⇒リラックスする
を繰り返すので、肩の緊張をほぐすのに効果が期待できます。
「肩甲骨クローズ」
手のひらを内側に向けるように腕を上げます。
3秒ほどかけて、手のひらを外側に向けながら腕を下げます。
1日10回を目安に行います。
インナーマッスルを鍛えてぽっこりお腹を解消しよう
「食事制限してもへこまない・・・」
「出産後に体型が戻らない」
そんな体型のお悩みも、実はインナーマッスルが関係しているかもしれません。
その筋肉の名は、「骨盤底筋群」
脂肪や内臓を下から支えるインナーマッスルですが、これがゆるんでしまうことで、脂肪や内臓が垂れ下がると、ぽっこりお腹になりやすいんです。
骨盤底筋群のトレーニングも実は簡単!
女性は膣を、男性は肛門と性器の間あたりを持ち上げるイメージです。
イメージとしては、尿を止める時の感覚です。
これを呼吸を止めないように意識しながら、10秒間キープします。
Pointお腹(腹筋)に力をいれないように要注意です
普段の生活の中で自然と出来るようになると、ぽっこりお腹の解消に効果が期待できるそうです!
ケア・ピラティスで長寿を目指せ!
歳がかさむと背中が丸くなり、姿勢が悪くなりやすい。
姿勢をよくして元気な足腰を取り戻すトレーニングがケア・ピラティスなんです。
用意するのは、いすと柔らかいボールだけ。100円均一にあるようなボールで大丈夫です。
もし、ボールがなければ、タオルでも代用できます。
ケア・ピラティスのやり方
1.背もたれと背中の間にボールを挟み、曲がった背骨を伸ばすように、反りかえります。
このとき、ゆっくり深呼吸をして、肋骨を左右に広げることが大切です。
2.次は、ももにボールを挟んで、片足ずつ交互に持ち上げます。
このときも深呼吸。姿勢を正し、腹部を意識して、ゆっくりと行ってください。
太ももの付け根にある「腸腰筋」を鍛えることで、元気な足腰を取り戻します。
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