5月21日、テレビ朝日系「林修の今でしょ!講座 」では腰痛改善・血管を守る正しい座り方を紹介しました。
日本人は座り過ぎが原因で腰痛、肩こり、脳卒中、糖尿病、肺疾患など様々な症状を引き起こしているという。その理由とは?
血管を守ってくれる家での正しい座り方
世界で一番座っている時間が長い国は?なんと日本でした。平均1日7時間だそうです。
余暇時間に1日6時間以上座っている人は、3時間未満の人に比べ死亡リスクが19%高くなるという発表がありました。
なぜ座りすぎると死亡リスクが高まるのか?
ずっと座っていると足の筋肉を使わなくなり、血管を圧迫し血液の循環が悪くなっています。
最も悪いことは、ズーッと座っていること。
座り続けると血流が悪くなるので、長時間同じ姿勢をとらないように30分から1時間に一度立ちあがることがお勧めです。
もし、立ち上がることができない場合は、足首を動かすだけでもOKです。
ソファーの危ない座り方
浅がけ首もたれ
腰椎椎間板ヘルニア、頚椎椎間板ヘルニアになりやすい。
腰椎は前腕カーブがあるのが良い状態なのですが、浅がけだとS字カーブが逆になってしまいます。椎間板に負担がかかると、腰痛や足の痺れなどの症状が現れます。
背もたれを上手に使って負担を軽減します。
30分に一度体をほぐすと予防できます。
肘付き横座り
本来正面から見た場合まっすぐな脊椎が、曲がっている状態になるので、左右のバランスが崩れ、歪みが生じます。
足を組んで座る
4時間以上足を組んで座ると、骨盤が歪んでしまいます。
もし足を組む場合は、左右組み直すといいですね。
ソファーで正しく座る方法
骨や血管に負担をかけない医学的に正しい座り方とは?
背もたれを使うのがいい。
ソファの背もたれは深く腰を掛け、体に負担をかけない設計になっています。
その際、足をしっかりと床につけておくといいでしょう。
背もたれを使うのがキツイ方は、バスタオルを三つ折り四つ折りにして、腰椎のカーブに充てて使うと楽にもたれることができます。
椎間板ヘルニアのセルフチェック
1.足をこぶし2個分ほど空けて立つ。
2.ゆっくり前屈していく。
この時、腰に痛みを感じたら、ヘルニアの予備群です。
腰痛予防のストレッチ
①スキーのジャンプの形になり、軽く腰を曲げ、足首のふくらはぎを握る
②手を放さずゆっくり膝を伸ばす。
Point腰と太ももの裏側(ハムストリング)をしっかりと伸ばすこと。
1日5回ほど行うことで腰痛を予防できます。
食事中の正しい座り方
横隔膜や内臓を圧迫しないようにします。
Point・背もたれを使い猫背にならないこと。
・テーブルと体の間はこぶし2個半くらい空けて座ります。
・両足はしっかりと床につける
床や畳での正しい座り方
床で座るとき、骨・血管に負担をかけない座り方とは?
Point片足伸ばしで座る
正座をする時はバスタオルを折り曲げて足の所に置くのが良いそうです。
体育すわりをする時は、骨盤を立てて座る。
膝の角度よ緩くして座るといいそうです。
あぐらをかくときは猫背にならないように、お尻の下にバスタオルやクッションを置くと骨盤が立てることができます
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