5月21日、テレビ朝日系「林修の今でしょ!講座 」では健康寿命が延びるブロッコリーの賢い食べ方&保存法、栄養が増える切り方がなど栄養効果が紹介されました。
アブラナ科のブロッコリーを多く摂っている人はがん・心筋梗塞・脳卒中など全死亡リスクが減るとか?
ブロッコリーテスト
なぜダイエット食材に向いている?
ブロッコリーは白米の代替食材として注目されています。
ブロッコリーの糖質は白米の約1/60になっているから。カロリーは1/6、食物繊維は12倍だそうです。週に1回、白米をブロッコリーに代えるだけでも効果的だそうです。
ブロコッリーに含まれている栄養素のスルフォラファンはアブラナ科野菜にしか含まれていません。アブラナ科にはブロッコリーの他に白菜、大根も含まれます。
スルフォラファンは強力な抗酸化作用があり、活性酸素を除去してくれます。
スルフォラファンを多く摂れる切り方は?
がん予防につながるスルフォラファンを多く摂るには、細かく切ること。
ブロッコリーは切れば切るほど、スルフォラファンが大幅アップ。
ブロッコリーには酵素とイオウ化合物が含まれており、細胞の壁で区切られています。
細かく切ると、細胞の壁が壊れてスルフォラファンが生成されます。
ブロッコリー入りハンバーグにするのがお勧めです。
焼いた際に崩れないように、小麦粉をまぶして焼くのがポイントです。
スルフォラファンの効果を最大限に引き出すポイントは?
切った後に放置すること!
イオウ化合物と酵素が結び付いてスルフォラファンができるので、少し放置するのがポイントです。ただし長時間置くとスルフォラファンが揮発してしまうので4~5分がベスト。
酵素が熱に弱いので、高温では壊れてしまうので、低い温度で調理しましょう。
低温で蒸すのがお勧めですが、炒める場合には最後に加えてサッと炒めると良いでしょう。
牛肉とブロッコリーの炒め物
ブロッコリーのスルフォラファンは肥満予防の効果があり、牛肉のカルニチンと相乗効果が期待できます。
スルフォラファンの力をパワーアップさせるちょい足し食材は?
健康長寿の方が使っていたのはツナ缶でした。
ブロッコリーとツナを一緒に食べることは理に叶っていました。
ツナにはセレンが多く含まれており、ブロッコリーのスルフォラファンと一緒に摂ると効果的なんです。セレンは鉄分やカルシウムと同じミネラルの一種です。
栄養を逃さない正しい保存場所は?
家の中のある場所で保存すると鮮度を長く保つことができます。
その保存場所とは、冷蔵庫のチルド室です。
チルド室は冷蔵庫の中でも0~1度と低い温度なんです。
呼吸が抑えられるので、成長も止まり鮮度が保てます。
ちなみに冷蔵室は3~4度になります。
ブロッコリーを冷蔵保存する場合はどうすればいい?
ブロッコリーの芯の根元を水につけて、立てておくと鮮度を保てます。
常に水がある状態を保つと、植えられていた時と同じ状態になるので鮮度が長持ちします。
ブロッコリーの鮮度を保つアイテムとは?
水につけたブロッコリーの鮮度を保つには、冷蔵庫の中でポリ袋に包んで保存します。
ブロッコリーはエチレンガスは少ないのですがポリ袋で包むことにより、他の野菜から出るエチレンガスの影響を少なくできます。
冷え性が改善されるブロッコリーの食べ合わせ
ブロッコリーには葉酸が含まれており、一緒に食べると冷え性が改善される食べ合わせとは?
あさりと一緒に摂るといいそうです。
葉酸は赤血球を作るのに必須のビタミンですが、葉酸とビタミン12を含むものを一緒に摂ることで冷え性や貧血が改善されます。

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