ミュージカル界をけん引する2人のプリンス、井上芳雄と堂本光一そして神田沙也加の対談「ボクらの時代」ご紹介します。
ミュージカルへの思いやプライベートなことを語り合いました。
井上芳雄と堂本光一の対談「ボクらの時代」
2018年7月15日のフジテレビ系「ボクらの時代」に、堂本光一、井上芳雄、神田沙也加が出演して、ミュージカルへの想いやプライベートなことを語り合った。
光一は2000年、21歳の時に「MILLENNIUM SHOCK」で最年少座長を務め、以来今に至るまで「Endless SHOCK」上演を続けている。しかも、ジャニーズ内のミュージカルにとどまらず、39歳にして7月29日に初日を迎えるミュージカル「ナイツ・テイル –騎士物語–」で井上と共演する。
新たなことにチャレンジするのに年齢は関係ないというのは建前で、現実には世の中には年齢の壁だのガラスの天井だのが存在している。
ジャニーズのミュージカルでは光一が第一人者なのか、滝沢秀明と双璧なのか、よく分からない。だが、いずれにしてもジャニーズのミュージカルで確固たる地位を築いて後輩からは雲の上の人と敬われる存在となっている光一が、39歳にしてジャニーズ外のミュージカル専業の人たちとの舞台に挑戦すると聞いた時は、正直驚いた。
ジャニーズ内で安泰の地位を築いているのに、敢えて外に出てリスクをとることにした光一の、ミュージカルに対する本気度がようやく分かった。ミュージカル専業の人たちの中は、音大で声楽を専門に勉強した人もゴロゴロいて、歌唱力だけでは光一はそういう人たちにはかなわない。それでも、ダンスや演技や、自分を最も魅力的に見せる術など、総合的に見れば、光一が強みを発揮できるだろう。
番組では、3人ともとても興味深いことを沢山語っていたが、ここでは光一の目だったコメントを中心に書き留めておく。
神田沙也加に普段から王子かと問われ、光一は「普段から全然王子じゃねえよ!」と苦笑していた。光一はジャニーズの後輩を見て思っていることを述べた。
「王子ってこういうことを言うんだろうな、とオレは見てて思う。たとえば、うちのNEWSの手越がファンの方に対して『小猫ちゃんたち』みたいなことを言ってて、ファンの子は『キャー』」「オレはみなさんに対し『化け猫たち』って言って『出た、光一』」「ある意味ではプリンスではなくなってきている」
ストレスのない関係
井上が「(光一と)一緒にやってて、何のストレスもない」と言うと、光一も「もちろん自分に対してのね、くそ、またできなかった、そういうストレスはあるけど、2人でいる時の環境っていうストレスは本当なくて」
光一はコンプレックスだらけだった?
神田に「光一さん、コンプレックスってあるんですか?」と尋ねられ、光一は「コンプレックスだらけですよ。だらけで生きてきた。何もないもん、オレ。体が小っちゃいから、昔はとにかくどうやったら大きく見えるんだろうと思って、そればっかりやってきた。無駄に大きく動くみたいな」と話した。
光一はどMだった?
さらに光一は自身について語った。「どMは認識してるけど。それこそ帝劇に初めて立たせてもらった時なんかも、いろんな批判の声も頂いたし。だけどね、それが逆に燃える。どMとしては。
今回だって、それも覚悟だから。自分にとってもすごくチャレンジングで、またご批判を頂くだろうなっていうふうな環境に身を置けるのは、逆にワクワクしちゃう!
結婚するとファンが減る?
井上に結婚したほうがいいと勧められたが、光一は直ぐにでもという気持ちはなさそうで、「結婚とかすると、『え、光一結婚したの? じゃあもういいや』っていうファン、いっぱいいると思うよ。そうじゃないファンもいると思うけど」と述べた。
ミュージカルへの熱意
ミュージカルという仕事について、神田沙也加が、次の仕事ないかもしれない、毎回オーディションと思っているなどと厳しい姿勢で臨んでいることを明かすと、光一は「やっぱり、それぐらい厳しい世界だよね」と述べた。同時に、熱意を見せた。「沢山の人に、こんなミュージカル俳優、素晴らしい人いるんだよっていうのを知って欲しい」
さらに光一は、「千秋楽もそうだけど、一瞬にしてそこの世界消えるじゃない。そのはかなさが、オレは好きなんだけどね」「千秋楽こそ普通にやる」と話した。
コメント