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渋谷すばる関ジャニ∞脱退とジャニーズ退所は海外で音楽を学ぶため

エンタメ

関ジャニ∞の渋谷すばるがグループから脱退し、所属するジャニーズ事務所からも退所することを発表した。8人組で始まった関ジャニ∞のメンバー脱退は2006年の内博貴以来2人目。
ソロとしても活動していた渋谷すばるがグループ活動との両輪を選ばなかった理由や今後の関ジャニについてお知らせします。
 

脱退と退所の理由

会見冒頭で渋谷が「私からお伝えさせていただきたいことがあります」と切り出し、「ジャニーズ事務所をやめさせていただく決断をさせていただきました」と発表。「15歳のときに入れさせてもらってから21年間、音楽を追求してきました。関ジャニとして活動させていただく中で、音楽を軸にグループを少しでも大きくしていけるようにと活動してきたつもりです」

「人生残り半分と考えた時に、今まではジャニーズ事務所、関ジャニに守られ、支えられ、時には甘えさせてもいただきましたが、この先は今までの環境ではなく、すべて自分自身の責任下で今後の人生を音楽で全うするべく、海外で音楽を学び、自分の音楽を追求していきたいと思いました」と退所を決断した理由を説明した。

渋谷すばるのファンへのコメント

渋谷は自らが“eighter”と名付けたファンに向け「とにかく申し訳ない気持ちを言っても言い尽くせない。コンサートを楽しみにされてた方はたくさんいると思うので申し訳ない気持ちしかない。自分勝手なこの判断で抜けるんですが、その後のグループをさらに大きく強くしていくために今以上に心をひとつに絆を深めている。ここからの関ジャニ∞を見守っていただけたら」と呼びかけた。

横山と村上のコメント

横山裕は目に涙を浮かべながら、「正直、今日という日が本当に来ないでほしいという思いでいっぱいでした。僕らなりに全力ですばるにいてほしいという思いも伝えました。しかし、すばるの思いが強く、それを聞いたときに僕たちも下を向いていてはいけないと思いました」

村上信五は「一人の男の決断」と渋谷の退所に理解を示し、「渋谷が歌っていたところを僕たちが歌うことになるので、笑われないようにしなければならないですし、僕らなりにベストを尽くしたうえで、皆さんに届けた時に6人でもやっていけるんだなと思ってもらえるように表現することが大切だと思います」と報道陣を笑わせた。
 

脱退と退所はいつ頃から考えたのか

脱退と退所を漠然と考え始めたのは「35歳を過ぎたぐらい。人生半分ぐらい来たのかなとぼんやり考え始めたのが最初」だといい、意志が固まったのは「今年の1月あたり」だと振り返った。脱退後は海外で、音楽の学校に通うことを考えており、「英語を取得したい」という思いから英語圏での活動を想定しているという。

東の滝沢、西の渋谷

渋谷は関ジャニでデビューする前の関西ジャニーズJr.在籍時から人気を集め、滝沢秀明とともに「東の滝沢、西の渋谷」と言われるほどだった。関ジャニのメンバーとしてデビューしてからは、高く評価される歌唱力でグループをけん引。ジャニーズ事務所内でも人気グループとなった。

「フライデー」によると

もともとミュージシャン志向の強い渋谷が、大阪のお笑い要素の強いグループの方向性についていけなくなったという。

ある音楽関係者は「ジャニーズ内でも歌唱力はピカイチといわれていましたが、渋谷はロックをやりたがっていた。関ジャニの曲はJ-POPなので、昔から音楽面では他のメンバーとは一線を画す存在だった」とのこと。

だからこそ、事務所も渋谷の意思を尊重するように、2015年2月には自身の主演映画「味園ユニバース」の主題歌シングル「記憶 / ココロオドレバ」でソロデビューを果たし、同年および2016年に全国ソロツアーを開催した。

グループとソロの両輪は選ばなかった?

「グループにいればバラエティー番組などもやっていかないといけないし、その辺の活動は彼はどうしても苦手だったようです。2015年に主演した映画「味園ユニバース」の時もテレビの情報番組に宣伝で出演した際、ほとんどしゃべることなく無愛想と叩かれたこともあったが、本人はどうしても耐えられなかったのでは?

そういう部分も脱退する理由かもしれない。ただ、この無愛想さも音楽となると話は別。人が変わったかのように冗舌になるんですけどね」
 

半年以上も前から話し合い

渋谷と事務所幹部の間で半年以上も前から話し合いが行われてきた。ソロアーティストとしてのみ活動して、なにも事務所まで辞める必要はないだろうという話も出たそうですが、本人はもうちょっと自由な音楽活動をしたい意思が強いようです。

関ジャニ∞のアーティスト性に大きな狂い?

音楽関係者によると「メインボーカルの損失もそうですが、渋谷は関ジャニにシングル、アルバムを含めて多くの楽曲を提供している。今後、どういう形で事務所と関わっていくかはわかりませんが、ある種、1人の“わがまま”で退所を許して、楽曲提供だけは認めるなんてこともしないでしょうから、渋谷の退所は関ジャニとの絶縁を意味する。グループとして音楽面でのダメージは大きいでしょうね」

関ジャニ∞の今後

渋谷が抜けることで関ジャニともども本人もうまく再出発できればいいのだろうが、そんな良い結果になるかどうかは未知数だ。

5月30日に発売予定のベストアルバム「GR8EST」7人態勢最後のリリースとなる。

15周年のイベントは来年8月まで継続するため、7月15日より全国5大ドームツアー「関ジャニ’sエイターテインメント GR8EST」を開催するが、このツアーには渋谷は参加せず6人体制でのライブが行われる。渋谷の「関。ジャニ∞」としての活動は、ツアーが開幕するまで。

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