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鎌倉の大仏の大きさを超えた大仏本日一般公開、鹿野大仏とは?

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大仏と言えば、奈良や鎌倉が有名ですが、このたび東京都の日ノ出町に鹿野大仏が造られました。本日4月11日から一般公開されるこの大仏、大きさはなんと鎌倉の大仏を超えるそうな。一体、どんな大仏なのでしょうか?
 

鹿野大仏の名前と建立の由来

大仏の名前は鹿野(ろくや)大仏。地元のお寺宝光寺の裏山、鹿野山にちなんで鹿野大仏と名づけられました。

先代が布教と地域活性化を目的に建立を発案。遺志を継いだ八坂良秀住職(64)が東日本大震災で大学時代からの友人を亡くし、供養したいとの思いも重なり完成させました。

鹿野大仏の大きさ

鹿野大仏の像の高さは12メートルで、台座などを含めると18メートルになります。大仏の横幅は約11メートル。大仏の耳だけで約2メートルあります。

鎌倉市の高徳院や、奈良市の東大寺にある大仏がよく知られていますが、奈良の大仏の高さが14.98メートル、鎌倉が11.3メートルなので、鎌倉を超える大きさとなりました。


 

総工費は?

なんと4億円です。

制作3年、構想40年だそうです。

鹿野大仏を作った狙いは?

鎌倉の大仏を超える大きさの大仏を建てた狙いはどこにあるのでしょうか?

宝光寺・八坂良秀住職曰く「たまたま鎌倉の大仏様より少し大きくなったというのが実情。
申し訳ないことしちゃったなという思いは少しあります。大仏様をお迎えすることによって(東京の)西多摩全体が元気になっていただければいいかな」とのことでした。

外国人も含めた観光客誘致の起爆剤になればと日ノ出町では考えているそうです。

日の出町産業観光課・吉村秀樹課長は「日の出町は観光資源が本当に少ないので、これから日の出町にとって観光客を呼んでいただける、本当に喜ばしいもの。色んな所を巡っていただければ、いろいろな面で経済効果もあると思う」とのこと。

どこで造られたの?

大仏のパーツは山形で製造され、東京へ運搬。寺で大仏の組み立て作業が行われました。
 

鹿野大仏のこだわりポイントは?

宝光寺・八坂良秀住職「今風で言うイケメンというかたちです」

大仏の顔は、少し離れて正面から見る時と、真下から見上げる時などでは見え方が違ってきます。大仏を下から拝む場合でも、優しい、“イケメン”風の表情に見えるよう、工夫したそうです。

3年前に関係者が集まり、10分の1サイズのミニチュアを寝転んだ状態で見上げ、表情の見え方を研究したそうです。

宝光寺・八坂良秀住職曰く「優しさであったり、ほほえみであったり、凛々(りり)しさであったり、本当に全てを見守ってくださるような、そういったお顔でお参りできると思う」とのこと。

宝光寺の場所とアクセス

東京都西多摩郡日の出町平井3392

TEL:042-597-0031

武蔵引田駅から徒歩24分

無料で公開される日の出町の大仏。東京の新たな名所になるのでしょうか。

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