新型コロナウイルスや風邪、インフルエンザ予防には免疫力をアップさせることが必須です。キクラゲに含まれる成分が免疫力をアップするので感染症予防にもなるかも?
またキクラゲは食物繊維やビタミンD、カリウムやマグネシウムなどのミネラルも豊富です。
キクラゲで免疫力アップ
キクラゲにはキノコ類の特徴的な成分のひとつとされるβ-グルカンが含まれています。
β-グルカンにはいくつもの種類がありますが、なかでもキクラゲにはトレハロースなど抗ウィルス作用が期待できる成分も含まれているので、免疫力向上や風邪やインフルエンザの予防をサポートしてくれる可能性があると考えられています。
キクラゲには食物繊維が豊富
食物繊維には2種類ある。
不溶性食物繊維 | ・水分や老廃物などを吸着して、便のかさを増やします。 ・腸を刺激することで蠕動運動を促し、腸内の有害物質を吸着して腸を掃除してくれます。 |
水溶性食物繊維 | ・腸内細菌(善玉菌)のえさになって、腸内環境を整えます。 ・有害物質を吸着して体外へ運び、血糖値の上昇やコレステロールの増加を抑えます。 |
キクラゲに含まれている食物繊維のほとんどは不溶性食物繊維ですが、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維両方の働きを持つとされる多糖類、β-グルカンも含まれています。
β-グルカンの働き腸内の善玉菌を増やす働き
便秘を予防
お腹の調子を整える手助けをする
キクラゲはカロリーが低いだけではなく、不溶性食物繊維を多く含んでいます。
不溶性食物繊維は便通を促してくれるだけではなく、水を吸って膨らむ性質があるので満腹感が続くという利点があります。
キクラゲで便秘予防・改善
キクラゲ(ゆで)で5.2g
生キクラゲで5.6g
100gあたりの食物繊維総量はとキノコ類の中でも食物繊維量はトップクラスです。
同じグラムあたりの食物繊維量を比較すると、ゴーヤの約2倍、レタスや大根の約3倍になります。
キクラゲはビタミンDが豊富
キクラゲは食物繊維だけではなく、ビタミンD含有量もキノコ類の中でトップクラスです。
ビタミンDは脂溶性ビタミンなんです。
ビタミンDの働き・小腸や腎臓でカルシウムとリンの吸収を促進する
・血中カルシウム濃度を保つ
カルシウムを摂ってもビタミンDが不足していると、体内にはうまく吸収活用されません。
高齢化に伴い増加する骨粗鬆症予防としても意識的に摂りたいビタミンです。
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