9月17日「林修の今でしょ講座」では夏の老化を防ぐ「最強の薬味ベスト5」」をご紹介。健康長寿は薬味を意識して食べていた!
9月は夏に溜まった疲れを放っておくと体に定着し体が「老化」しやすい季節!
薬味によって栄養効果が全然違う!「胃腸の復活」「脂肪の燃焼」「冷え性改善」「血管強化」などが期待される薬味を、名医絶賛のNo.1薬味は何?
第5位胃腸を老けさせない薬味
「大根おろし」を摂ると胃腸が復活します。
大根おろしのピリッとした辛み成分、イソチオシアネートはアブラナ科の野菜に含まれます。イソチオシアネートは大根をおろすことによって、細胞が壊れてできます。イソチオシアネートを摂る分には辛い大根を選んだほうがいいそうです。
おろして時間を置くと辛みが飛んでしまうので、おろしたてがおすすめです。
大根はおろし方によってその効果が変わります。
さらに、大根おろしに適した部分はどこでしょうか?
最強の大根おろしの作り方
Point・大根おろしに使う大根は辛み成分が一番多い下部の部分を使うべし!
・大根はおろし金と垂直にしておろすと、辛み成分イソチオシアネートが多く出ます。
大根おろしに加えてパワーアップ
納豆に納豆を加えて食べる。
そうめんの漬けダレに大根おろし+納豆もいい。
第4位免疫力を老けさせない薬味
生姜を意識して食べている、高知県の健康長寿の方はかぜ知らず!
季節の変わり目にかぜを引かないためにも、生姜を食べて免疫力を高めましょう。
生姜は生で食べる場合と過熱した場合では、効果が違います。
免疫力調整パワーのジンゲロールは生で摂るといいのですが、生の生姜は解熱作用があり、体を冷やします。
過熱すると成分が変わる
過熱成分ジンゲロールの一部がショウガオールに代わります。
ショウガオールを摂ると体温が上がり免疫力がアップします。
免疫細胞をより活性化させるには?
免疫細胞がより活性化する食べ方は、豚のしょうが焼きです。
免疫細胞はタンパク質からてできているので、タンパク質としょうがを組み合わせるのが良いでしょう。
生姜のすりおろし方
Point生姜は皮と身の間に栄養効果があるので、皮は剥かずにすりおろしましょう。
チューブに入っている生姜も効果はありますが、少し効果が落ちますので、生で食べる量の1.5倍を目安に摂りましょう。
免疫力を老けさせない生姜のおすすめの摂り方
暖かい緑茶の中に入れて飲むと、免疫力を老けさせません。
Point緑茶に含まれるエピガロカテキンガレートが免疫力を調整
生姜のジンゲオール&ショウガオールが免疫力を調整
第3位血管を老けさせない薬味
血管の老化を取り除く、血管を強化する薬味とはにんにくだった。
にんにくのアリシンという成分に血管を老けさせないパワーがあるという。
アリシンのパワーをしっかり摂るには
血管を老けさせないパワーはにんにくの細胞を壊すことで増強します。
つまり、細かく刻んで用いましょう。
にんにくは生で食べる?過熱して食べる?
にんにくは過熱すると成分が変わります。
血管を老けさせない成分アリシンを効果的に摂るには、生で食べるのがおすすめです。
最強の食べ方
にんにくとトマトの組み合わせが最強です。
オリーブ油に細かく刻んだにんにくを加え、切ったトマトにかけて食べるといいですね。
にんにくの1日の適量はひと房の半分だそうです。
第2位隠れ肥満に効く薬味
隠れ肥満を防ぐ薬味とは唐辛子だった。
唐辛子の辛み成分カプサイシンが中性脂肪を燃焼促進してくれます。
運動しなくてもアドレナリンを分泌してくれるので、脂肪燃焼を促進してくれます。
唐辛子の効果的な摂り方
大根おろしに唐辛子を加えて作ったもみじおろしにして食べると効果的です。
唐辛子を摂る注意点
唐辛子は食べすぎると胃の調子が悪くなったり、頭痛をおこすことがあるので、食べすぐには気を付けましょう。
適量は1日1本だそうです。
第1位冷え性に効く薬味
冷え性の改善に期待できる薬味は長ねぎだった。
毛細血管を老けさせず、冷え性改善が期待できます。
長ねぎは白と緑のWパワーで冷え性改善
白い部分にはにおい成分のアリシンが血流効果をアップします。
緑の成分に含まれるβカロテンが血液量を増やします。
まとめ
胃腸 | 大根おろし |
免疫力 | 生姜 |
大根おろし | にんにく |
脂肪燃焼効果 | 唐辛子 |
冷え性 | 長ねぎ |
コメント