あさイチ「スマホ詐欺」怪しいサイトの見破り方＆パスワード設定術！

4月22日NHKあさイチでは「あなたは見破れる？巧妙化するスマホ詐欺」が特集されました。
大手企業の名をかたり、個人情報を抜き取ったり、スマホの決済機能を乗っ取ったりする被害が増えています。

怪しいサイトの見破り方やスマホのリスクを回避するためのパスワード設置術も紹介されました。

大手宅配業者を装ったショートメッセージが危ない！

大手宅配業者を装ったショートメッセージによる詐欺被害が増えています。その手口は、ショートメッセージにURLを記載し、それを開くと不正なアプリをインストールしてしまいます。

アプリをインストールしてしまうと、不特定多数の人に大手宅配業者を装ったメールが自動で送られるようになり、さらに、買い物した代金を携帯電話料金と一緒に支払う仕組みの「キャリア決済」が不正に利用され、金銭的な被害も生じます。

宅配業者からのショートメッセージに限らず、身に覚えのないメッセージが届いた場合は、URLが公式サイトと同じか確認しましょう。異なる場合は開かずにメッセージを消去しましょう。

被害にあった場合は、消費者センターや情報処理推進機構で相談に応じています。

消費者がお店で買い物をすると、携帯電話会社に購入代金の請求が行きます。

携帯会社はお店に対して、立替払いをします。

電話会社は、電話料金と一緒に立替た分を請求するという流れになります。

「消費者ホットライン」
電話番号：188（市街局番なし）

安心相談窓口：03-5978-7509
受付時間：10:00～12:00　午後13:30～17:00　土日祝日・年末年始は除く
メールアドレス：anshin@ipa.go.jp

・偽物の商品を販売するショッピングサイト

・サイト自体が本物そっくりに作られた偽物である

そうしたサイトの場合、代金を支払っても商品が届かなかったり、別の商品が送られてきたりというトラブルがおこります。

こんな時は注意が必要です！

・サイト内の文章に日本語として不自然な点がある場合

・支払方法をクレジットカードにしたにもかかわらず、「今は使用できないので銀行振り込みで」と指定されるとき

・個人情報を入力させるために、通販会社を装い本物そっくりに作ったサイトをメールで送ってくることもあります。こんな時は公式サイトのURLかどうか確認しましょう。

スマホのリスクを回避するための「パスワード設定術」

パスワードの使いまわしをしていると、どこからか個人情報が漏えいした際、ほかのサイトでも侵入されてしまうかもしれません。

SNSの乗っ取りやネットバンキングの不正利用、メールや画像ののぞき見などの危険性も高くなります。

万が一個人情報が漏えいしても、パスワードの使いまわしを避けていれば、被害を最小限にとどめることができるかもしれません。

安全度を高めるためには複雑なパスワードの方がいいのですが、覚えにくいものになりがちです。そこで、複雑でも覚えやすく、使いまわしも避けられるパスワードの作り方について紹介しました。

まずパスワードのベースとなる言葉を選びます。「NHK Asaichi」という言葉を例に説明すると･･･NHKの「Ｎ」をローマ字に書き替えて「EnuHK」としたり、Asaichiの「i」を数字の1に置き換えたりすれば、推測されにくいパスワードに。

さらに使用するサイトごとに、サイトの頭文字をパスワードの前や後につけてバリエーションを増やすと、ひとつのパスワードを使いまわすことを避けながらも、覚えやすくなります。

・身に覚えのないメッセージが届いた場合は、URLが公式サイトと同じか確認し、異なる場合は開かずにメッセージを消去しする。

・サイトの頭文字をいつも使っているパスワードの前に付ける！

このパスワード作成方法なら、覚えにくくもないし、リスクの軽減も図れるのでいいですね。
さっそく私も、パスワード変更することにします。