2019年3月11日、液体ミルクが日本で解禁になりました。
グリコのアイクレオです。
液体ミルクは海外では認可されていましたが日本ではまだでした。災害時のつくりやすさなどから、販売を待望され、やっと解禁されました。
液体ミルクの温め方や賞味期限、値段についてご説明しますね。
液体ミルク アイクレオとは?
液体ミルク、アイクレオ 正式名称は「アイクレオ赤ちゃんミルク」は、日本初の乳児用液体ミルク(乳児用調製液状乳)です。
2019年3月5日(火)江崎グリコ株式会社の公式サイトにて発売開始し、2019年3月11日(月)から全国で販売が開始されました。
江崎グリコ株式会社
江崎グリコ株式会社、glicoといえば、「ビスコ」を始めとしてお菓子メーカーとしてのイメージが強いですが、乳児用の食品にもかなり力を入れています。
「アイクレオ」も粉ミルクとして人気がある商品なんです。
その液体版ですから、安心して利用できそうですね。
日本ではじめての液体ミルク、アイクレオ!!
詳しくはこちら、江崎グリコ株式会社のHP→アイクレオ公式HP
液体ミルク アイクレオの作り方
アイクレオの作り方
- 成分が沈殿している可能性があるので、開封前によく振る。
- 哺乳瓶に移し替えるための専用ストローのストッパー部をはまるまでしっかりとさす。
- 必ず、消毒した哺乳瓶に移し替える。
- 水などで希釈せず、そのまま飲ませる。
注意事項
- 飲み残しはもったいないと思っても必ず捨てる。
- 開封後は雑菌が入るのを防ぐためすぐに飲む。
- 飲む量は赤ちゃんの個人差があるので無理して飲ませない。
液体ミルク アイクレオの温め方
実は温めずに常温で飲ませることが可能です。ただ、冷たいと思う方は電子レンジで20度ほどに温めてください。暖かい方が赤ちゃんがよく飲んだというツイートもあります。
但し、パックのまま電子レンジにかけないでください。必ず容器に移し替えて温めましょう!
賞味期限と保存方法
アイクレオの賞味期限は、メーカー表示としては「6ヶ月」とされています。
無菌化された液体ミルクを、無菌状態の充てん機械で紙パックに詰めているため、常温保存が可能なんです。
保存は直射日光や暑くなる場所は避け、20度前後くらいの室温を目安としてください。
暑すぎる場所では、風味の劣化や栄養成分が減少する場合があります。
アイクレオの原材料
調整食用油脂(分別ラード、オレオ油、大豆油、ヤシ油、パームオレイン)、ホエイパウダー、乳糖、脱脂粉乳、たんぱく質濃縮ホエイパウダー、ガラクトオリゴ糖液糖、エゴマ油/V.C、レシチン、炭酸K、塩化K、水酸化Ca、V.E、イノシトール、タウリン、5’-CMP、硫酸亜鉛、ウリジル酸Na、硫酸鉄、ナイアシン、5’-AMP、パントテン酸Ca、硫酸銅、V.A、イノシン酸Na、グアニル酸Na、V.B1、V.B2、V.B6、カロテン、葉酸、ビオチン、V.D、V.B12、(一部に乳成分・大豆を含む)
アイクレオの栄養成分
エネルギー68kcal たんぱく質1.4g 脂質3.8g 炭水化物7.1g 食塩相当量0.04g ビタミンA70μg ビタミンB10.1mgビタミンB20.14mg ビタミンB60.05mg ビタミンB120.1~0.4μg ビタミンC39mg ビタミンD1.3μg ビタミンE2.6mg ビタミンK4μg ナイアシン0.8mg 葉酸26μg パントテン酸0.63mg ビオチン3μg カルシウム41mg リン32mg 鉄0.4mg カリウム92mg マグネシウム5mg 銅0.04mg 亜鉛0.4mg セレン1.6μgβ-カロテン25μg イノシトール6mg リノール酸0.5g α-リノレン酸0.09g 塩素39mg コリン10mg リン脂質34mg タウリン3.1mg ガラクトオリゴ糖0.05g灰分0.3g
アレルギーが心配
原材料に含まれるアレルギー物質は27品目中、乳成分・大豆の2品目です。
アイクレオを飲ませることに関して、赤ちゃんの身体、健康面に何らかの心配事があったら必ず医師に相談して相談してください。
液体ミルク アイクレオの価格
一本あたりの価格は、200円(税抜)なのですが、基本的にアイクレオは1箱12本セットでしか購入はできません。
海外、特にヨーロッパでは液体ミルクは主流で、現地では日本円に直すと約100円程度で販売されているそうです。
明治からも「ほほえみ」ブランドから液体ミルクが販売開始されます。
液体ミルク市場が活発になれば、もっと安く手に入るようになりますね
江崎グリコの通販では12本入り2,400円(税抜)+送料です。
ネット通販では今のところはアマゾンでのみ販売中です。
液体ミルク、デメリットはあるの?
哺乳瓶に入れ替えるだけで温めなくても利用できるという、液体ミルクです。
便利な反面毎日使うことを考えると、やはり割高になってしまいます。
でも、紙おむつが普及した時のように、最初は夜中や外出時だけだったのが、お手頃価格になって日中も使う人が増えました。
育児疲れの軽減のためにも、便利なものは普及していくことと思われます。
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