新型コロナウイルスは症状なしでもマスクはつけるべきでしょうか？
マスクを付けるのは人に移さないようにするためなので、自分が移らないようにするために付けるのではない。当初このように言われていましたが、マスクの必要性が変わってきました。どのように変化してきたのでしょうか？
濃厚接触者の定義が変わった
先日のニュースでのこと、濃厚接触者の定義が変わりましたね。
いままで濃厚接触者の対象が「発症日以降」だったのが「発症２日前」に変更になっています。
濃厚接触者の定義発症2日前
1m内
15分以上の接触
つまり、濃厚接触者とは新型コロナウイルスに感染されたと診断された場合に「その人が発症した日からさかのぼって2日前までに、目安として1ｍ以内にマスクなしで15分以上会話をするなどの接触をした人」と定義されます。
つまり、新型コロナウイルスは発症する前から人に感染させうるということになります。
これまでマスクの目的とは？
マスクをすることだけで感染症から身を守ることはできません。
マスクをする意義は人に移す可能性を低くすることです。
健康な人については、感染の疑いのある人を看病している場合や、せきやくしゃみといった症状がある場合のみ、咳エチケットとしてマスクが必要とされてきました。
鼻や口を手で触ってしまう人にとってはマスクを着用することによって、触るというリスクを低くするというメリットがあります。
しかし、着用しているマスクが清潔ではなく、ウイルスが付着していたなら、着脱という行為をするだけでウイルスと接触してしまう可能性があります。
症状がなくてもマスクは必要？
マスクは人に症状を移さないようにするために用いるとされていたので、今までは基本的には病院以外では症状のない人がマスクをつけるメリットはないとされてきました。
しかし、新型コロナウイルスのように発症前に感染のピークがあり、無症状者からも感染しうる感染症であれば「全員マスク推奨」というのが妥当かもしれません。
マスクは毎日清潔なものを付けたいところですが、マスクが不足している今、それも中々難しいところですね。
新型コロナウイルス対策 今できること
今できることはこんなこと。
みんなで守って、新型コロナウイルスから早く解放されたいですね！
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