4月16日より関西テレビ・フジテレビ系にて放送開始されたドラマ「パーフェクトワールド」(毎週火曜21時から)。
主演の松坂桃李が台本を読んだ初見や、車いす生活、見て欲しい人について語った。
松坂桃李のコメント
台本を読んだ感想
台本を読んだ感想について、松坂は「“夢だけで恋愛はできない”ということを、この作品はすごく伝えていると思います。学生時代の恋愛とは違った恋愛ドラマなので、特に働いている大人のカップルの方に見てほしい。
乗り越えなければいけない障害って、大人が恋愛すると結構いろいろ出てくると思うんです。相手のことだけでなく、その先だったり、周りだったり。相手が今抱えているものを考えなくてはいけない、考えざるを得ない。
今回は車いすという形で伝えていますが、それだけではないと思います。この作品が、そういう方々にとっての励みとなり、何か乗り越えるきっかけになるドラマになれば、一番すてきだと思います」と語った。
前向きに考えられるきっかけに!
今回、車いす生活を送る樹を演じるに当たり、意識していることは「“できないことはできない”という自分を受け止めることです。
車いすになってしまってから、自分ではできないことがあって、それを受け止めて、どこで線引きしてしまっているのかということは、結構大事だと思うんです。それによって人との距離感が変わってくると思うので。その空気感は大事にしたいです」と繊細な心情の変化に思いを寄せる松坂。
さらに、ドラマを通して伝えたいメッセージについては「主人公が車いす生活を送っている設定ではありますが、物語の軸としては、欠けている2人がそれぞれ補い合って一つの景色に向かって歩んでいくという物語です。なので、ぜひ皆さんも身近な何かに置き換えて見ていただきたいです。
もしお付き合いをされている方がいるなら、その方と『一緒にやっていこう』と前向きに考えられるきっかけになれるようなドラマになればうれしいです。“1人で頑張り過ぎない”ということは、大事だと思います」と松坂は答えた。




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