3月28日(水)、Appleはシカゴの高校で開催したイベント「Let’s take a field trip.」にて教育向けの9.7インチの新型『iPad』を発表しました。教育機関や学生向けソフトも拡充し、米教育市場でのシェア拡大や学生ら若い世代の囲い込みを目指します。
新型iPadの特徴
新しい9.7インチのiPadの特徴は、現在10.5インチと12.9インチの『iPad Pro』でしか対応していなかった『Apple Pencil』のサポートです。
また、教育向けにiCloudの無料ストレージが5GBから200GBに増量されているのもポイントです。
内臓プロセッサもアップグレードされ、iPhoneと同じA10X Fusionチップが搭載されます。10時間のバッテリー、8メガピクセルのリアカメラ、FaceTime HDカメラ、Touch IDセンサー、重さ1ポンド(約453グラム)などが発表されました。
カラーは、シルバー、ゴールド、スペイスグレーの3色。ディスプレイは、IPSテクノロジ搭載9.7インチ(2048×1536、A10 Fusionチップを搭載することによりiPad mini 4(A8チップ)と比べてCPUは2倍高速で、グラフィックスは2.7倍高速だとしている。
サイズは高さ240mm×幅169.4mm×厚さ7.5mm。重さはWi-Fiモデルが469g、Wi-Fi+Cellularモデルが478gだ。
新型iPadの注文受付と価格
この新しいiPadの注文受付は本日からスタートで発売は今週中であるが、オンラインのApple Storeではすでに販売を開始しており、お届け予定日は3月30日から4月3日となっている。
価格は学生・教育機関向けが299ドルから、一般の消費者向けには329ドルから販売されます。ただし日本は以前と同じく37,800円からとお値段据え置きのようです。
今使っているiPadをApple Storeで下取りに出すと、新しいiPadの購入価格から最大2万6000円割り引くプログラムも実施中だ。
アップルペンシル価格も従来価格を維持。学生・教育機関向けが89ドル、一般向けが99ドル。
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